UXリサーチ手法
「Why」と「How many」を解き明かすための、調査プロセスと手法ガイド
基礎・概念
UXリサーチの全体像と計画の立て方
定性調査
「なぜ」を深く理解する——インタビュー、観察、フィールドワーク
ユーザーインタビュー
ユーザーと直接対話し、行動の背景・潜在ニーズ・価値観を深く理解する定性調査手法。
日記調査
ユーザーに一定期間記録をつけてもらい、時間経過に伴う行動・感情の変化を追う定性調査手法。
フィールドスタディ
ユーザーの実際の環境に赴き、自然な文脈での行動を観察する定性調査手法。
コンテキスチュアルインクワイアリ
ユーザーの作業環境で観察とインタビューを同時に行い、行動と意図を統合的に理解する調査手法。
フォーカスグループ
複数のユーザーを集めてグループディスカッションを行い、態度や意見を収集する定性調査手法。
エスノグラフィー
ユーザーの生活や仕事の現場に入り込み、長期間にわたって観察・参与することで深い文脈を理解する調査手法。
定量調査
「どれくらい」を測定する——サーベイ、A/Bテスト、指標
サーベイ
多数のユーザーに同じ質問を行い、定量的なデータを収集する調査手法。
NPS(ネットプロモータースコア)
顧客ロイヤルティを1つの質問で測定し、推奨者・中立者・批判者に分類する定量指標。
SUS(システムユーザビリティスケール)
10項目の標準化された質問票で、システムの主観的ユーザビリティを定量評価する指標。
CSAT(顧客満足度スコア)
特定の体験やタッチポイントに対する満足度を1問で測定し、改善ポイントを特定する指標。
A/Bテスト
2つの異なるバージョンをランダムに表示し、どちらがより効果的かを統計的に検証する定量評価手法。
アクセス解析
ユーザーのWeb上の行動データを継続的に収集・分析し、改善機会を発見する定量手法。
ベンチマーク調査
競合製品や業界標準と自社製品を比較し、強み・弱み・改善機会を特定する調査手法。
情報設計
ユーザーの頭の中の構造を理解する
評価・テスト
UIの問題を発見し、改善を検証する
ユーザビリティテスト
実際のユーザーに製品を使ってもらい、行動を観察して問題点を発見する評価手法。
ヒートマップ分析
ユーザーのクリック、スクロール、視線の分布を色で可視化し、行動パターンを把握する分析手法。
ヒューリスティック評価
ユーザビリティの専門家が経験則に基づいてUIの問題点を発見する、ユーザー不在の評価手法。
認知的ウォークスルー
初めて使うユーザーの視点で、タスク完了までの各ステップを検証するユーザビリティ評価手法。
ファーストクリックテスト
ユーザーが最初にクリックする場所を測定し、ナビゲーションやレイアウトの問題を発見する簡易テスト。
5秒テスト
画面を5秒間見せた後に印象を聞くことで、第一印象とメッセージの伝達力を測定するテスト。
コンセプトテストとは?進め方と実務チェックリスト
コンセプトテストとは、新しい製品や機能のコンセプトをユーザーに提示し、受け入れられるか・正しく理解されるか・ユーザーが何を期待するかを確かめる初期段階の調査手法です。使いどきの見極め方、実施の5ステップ、実務チェックリストまでを解説します。
デザインレビュー
チームやステークホルダーがデザインを評価し、問題点や改善案を議論する協働プロセス。
アイトラッキング
ユーザーの視線の動きを専用機器で計測し、注視点や視線パターンを分析する調査手法。