UIXHERO
#308
UX基礎・原則
#308

ゆーざーきょうかん

ユーザー共感

別名・表記:User EmpathyEmpathy共感

UIXHERO Definition

「ユーザーの靴を履く」。ユーザーの立場になって考え、感じること。

概要

デザイン思考の最初のステップ(Empathize)。 優れたUXは、作り手の論理ではなく、使い手の感情への深い理解から生まれる。 共感を持つことで、表面的なニーズだけでなく、潜在的なニーズ(インサイト)を発見できる。

UXでの活用

  • 共感マップ(Empathy Map): ユーザーが「言っていること」「していること」「考えていること」「感じていること」を書き出し、チームで共有する。
  • ダーティ・エスノグラフィ: 完璧な調査でなくても、まずは現場に行って観察することから始める。

💡 使いどころ

ユーザーリサーチ、ペルソナ作成、カスタマージャーニーマップの作成など、UXデザインの全工程において。特に、開発チームがユーザーから乖離していると感じた時。

⚠️ 注意点・誤用

「ユーザーに同情する(Sympathy)」ことではない。かわいそうだと思うのではなく、同じ視点に立って問題を理解することが重要。また、完全に他者になりきることは不可能であると自覚する(謙虚さを持つ)。共感は「想像」ではなく、「観察と対話によって検証され続ける仮説」である。

具体例

  • ユーザーインタビューで相手の感情に耳を傾ける
  • 障害を持つユーザーの不便さを理解するために、アクセシビリティシミュレーターを使う
  • 実際に現場に行って観察する(エスノグラフィ)
出典・参考文献:
  • Brown, T. (2009). Change by design: How design thinking transforms organizations and inspires innovation. Harper Business.
  • Norman, D. A. (2013). The design of everyday things (Revised and expanded edition). Basic Books.
  • Kouprie, M., & Visser, F. S. (2009). A framework for empathy in design: Stepping into and out of the user's life. Journal of Engineering Design, 20(5), 437–448.

関連する解説記事

関連する記事詳細が見つかりませんでした。

作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

UIXHEROに頼めることを見る

※ 記事の内容についての質問や、書いてほしいテーマの要望も同じ窓口で受けています

この記事をシェアする
シェア: