#118
UI設計パターン
#118さてぃすふぁいさー
サティスファイサー (Satisficer)
別名・表記:SatisficerSatisficing満足化充足行動
UIXHERO Definition
「そこそこでいい人」。70点〜80点で満足して即決できるタイプ。
概要
ハーバート・サイモンが提唱した「満足化(Satisficing)」という行動原理に基づく人々。 情報の洪水の中で生きる現代人にとって、すべての選択肢を比較検討する(Maximizing)のはコストが高すぎるため、適応的な戦略として「満足基準」を満たす最初の選択肢を選ぶ。
サティスファイサー:十分良ければ決める
マキシマイザー:最良を求め続ける
UXでの活用
- 情報の絞り込み: サティスファイサーは最初に見つけた「そこそこ良い選択肢」で即決するため、検索結果の上位に適切なものを表示することが重要。
- シンプルさ: 複雑な比較検討よりも、パッと見て「良さそう」と思える直感的なUIを好む。
- スキャン可能性: ページを一言一句読まず、キーワードを拾い読みする(F型パターン)ため、見出しや箇条書きで要点を伝える。
💡 使いどころ
多くのWebユーザーはサティスファイサーとして振る舞う(F型パターンなど)。情報をスキャンしやすくし、素早い決定を支援するデザインが必要。
⚠️ 注意点・誤用
重要度の高い決断では、サティスファイサーでもマキシマイザー的に振る舞うことがある。
具体例
- Google検索の1ページ目しか見ない
- Netflixで「これでいいや」とトップのおすすめ作品を再生する
- 規約を詳しく読まずに「同意する」を押す
出典・参考文献:
- Herbert A. Simon: Models of Man (1957)
- Barry Schwartz: The Paradox of Choice
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