UIXHERO
#398
UX基礎・原則
#398

マキシマイザー

マキシマイザー

別名・表記:Maximizer

UIXHERO Definition

意思決定において「最高のもの」を選ばないと気が済まない完璧主義的な人。対義語は「サティスファイサー(満足できるレベルならOKとする人)」。

概要

バリー・シュワルツの「選択のパラドックス」に関連する。マキシマイザーは選択肢が多いほど悩み、決定後も「あっちの方が良かったのではないか(後悔)」と思い悩む傾向があり、幸福度が低いとされる。

UXでの活用

  • 比較機能: マキシマイザーのために、詳細なスペック比較表を用意する。
  • 推奨(レコメンド): 「これがベストセラーです」と太鼓判を押すことで、マキシマイザーの「失敗したくない」という不安を和らげる。

💡 使いどころ

高価格帯の商品(車、家電、家)やB2B製品など、比較検討が重要な商材のLPや詳細ページ。

⚠️ 注意点・誤用

マキシマイザーに合わせすぎると、サティスファイサー(直感で決める人)にとっては情報過多になる。詳細情報は「もっと見る」で隠したり、タブで分けたりして、情報の階層化を行う。

具体例

  • カカクコムのスペック比較表
  • Amazonのカスタマーレビュー(決定の裏付けとして機能)
出典・参考文献:
  • Schwartz, B. (2004). The paradox of choice: Why more is less. New York, NY: HarperCollins.
  • Schwartz, B., Ward, A., Monterosso, J., Lyubomirsky, S., White, K., & Lehman, D. R. (2002). Maximizing versus satisficing: Happiness is a matter of choice. Journal of Personality and Social Psychology, 83(5), 1178–1197.
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

UIXHEROに頼めることを見る

※ 記事の内容についての質問や、書いてほしいテーマの要望も同じ窓口で受けています

この記事をシェアする
シェア: