#119
UI設計パターン
#119さむぞーん
サムゾーン
別名・表記:Thumb Zone親指ゾーン
UIXHERO Definition
「親指が届く範囲」。スマホ時代のUI設計において、最も操作しやすい一等地のことを指す。
概要
スティーブン・フーパー(Steven Hoober)の研究によると、スマホユーザーの約49%が片手で操作しており、その際、快適に操作できるのは画面の下半分(扇状の範囲)に限られる。 逆に、画面上部は「ストレッチゾーン(指を伸ばせば届く)」や「ハードゾーン(持ち替えないと届かない)」となり、操作コストが高くなる。
UXでの活用
- 重要機能の配置: 戻るボタンやハンバーガーメニューを上部に置く(従来のAndroid/iOSの標準)よりも、頻繁に使うアクションは下部に配置するトレンド(One UIなど)が進んでいる。
- destructive actionの退避: 削除ボタンなどの危険なアクションは、あえて押しにくい画面上部や四隅に配置し、誤操作を防ぐ。
💡 使いどころ
スマートフォン向けUIのボタン配置を決定する際。最も頻繁に使うアクション(CTA、ナビゲーション)をサムゾーン内に配置する。
⚠️ 注意点・誤用
画面サイズの大型化に伴い、サムゾーンの範囲は変化している。また、左利きユーザーへの配慮も必要(左右どちらの手でも届く下部中央が最も安全)。
具体例
- 画面下部のタブバー(ボトムナビゲーション)
- フローティングアクションボタン(FAB)
出典・参考文献:
- Steven Hoober, Designing for Touch.