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サンプリングバイアス (Sampling Bias)

別名・表記:Sampling BiasSample Selection Bias

UIXHERO Definition

「選び方の失敗」。偏った方法で人を集めてしまった状態。

概要

選択バイアス(Selection Bias)の一種と捉えられることが多く、特に「母集団からの抽出方法」に由来する偏りを指す。 例えば、「Webアンケート」という手法を選んだ時点で、「ネットを使わない人」が除外されるサンプリングバイアスが発生している。理想は確率サンプリング(Probability Sampling)だが、現実のUXリサーチでは実務的制約が大きい。

UXでの活用

  • 多様なチャネルでの募集: リサーチ対象を募集する際、SNSだけでなく、メールマガジン、アプリ内通知、あるいはオフラインのイベントなど、複数のチャネルを組み合わせることで、特定の属性への偏りを減らす。
  • リクルーティング条件の明確化: 「週に1回以上利用する人」など、条件(スクリーニング基準)を明確にし、意図しないバイアスの混入を防ぐ。

💡 使いどころ

アンケートやユーザビリティテストの計画段階。無作為抽出(ランダムサンプリング)ができているかを確認する時。

⚠️ 注意点・誤用

「完全にランダムなサンプリング」は現実には非常に難しい(コストがかかる)。バイアスがあることを前提に、「このデータにはこういう偏りがあるかもしれない」と解釈時に補正することが重要。

具体例

  • 固定電話を持っている世帯だけに世論調査をする(若年層の声が反映されにくい)
  • 平日の昼間に街頭インタビューをする(働いている人の声が反映されにくい)
出典・参考文献:
  • Heckman, J. J. (1979). Sample selection bias as a specification error. Econometrica, 47(1), 153–161.
  • Groves, R. M., Fowler Jr, F. J., Couper, M. P., Lepkowski, J. M., Singer, E., & Tourangeau, R. (2009). Survey methodology (2nd ed.). Wiley.
  • Bethlehem, J. (2010). Selection bias in web surveys. International Statistical Review, 78(2), 161–188.

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作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月14日

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