#053
UX基礎・原則
#053かかくかんど
価格感度 (Price Sensitivity)
別名・表記:Price Sensitivity価格弾力性Price Elasticity
UIXHERO Definition
「あと100円高かったら買わない」「半額なら買う」。価格の変動が購買決定にどれくらい影響するか。
概要
マーケティングや経済学の文脈では「価格弾力性(Price Elasticity)」という概念と密接に関連する。 感度が高いユーザーは少しの値上げで離脱し、感度が低いユーザー(ロイヤルカスタマーなど)は値上げしても使い続ける。
UXでの活用
- プランの見せ方: 価格感度の高いユーザーには「お得感(割引額やコスパ)」を強調し、低いユーザーには「プレミアム感(品質や特典)」を強調する。
- 動的価格設定(ダイナミックプライシング): 需要が高まるタイミング(価格感度が下がるタイミング)で価格を上げる(Uberのピーク料金など)。
- アンカリング: 高いプランを並べておくことで、中間のプランを安く感じさせ、価格への抵抗感を下げる。
💡 使いどころ
プライシング(価格設定)を行う時や、セールの割引率を決める時。ターゲットユーザーが「価格重視」なのか「品質重視」なのかを見極めるため。
⚠️ 注意点・誤用
価格感度は状況(緊急時など)や商品カテゴリーによって大きく変わる。「安ければ売れる」とは限らない(安すぎると品質不安を招くこともある)。
具体例
- 日用品(トイレットペーパーなど)は価格感度が高い(10円でも安い方を選ぶ)
- 医療費やiPhoneは価格感度が低い(高くてもそれが必要なら払う)
出典・参考文献:
- Peter H. Van Westendorp / Price Sensitivity Meter (PSM)