UIXHERO
#282
心理学・認知バイアス
#282

まちじかんのちかく

待ち時間の知覚

別名・表記:Perceived Waiting Time体感待ち時間Waiting Time

UIXHERO Definition

時計で測った時間ではなく、ユーザーが心理的に感じる長さ。アクティブに活動している時間や、先が見えている時間は短く感じられる。

概要

デビッド・マイスター(David Maister)の「待ち時間の心理学」が有名。「説明のない待機は長く感じる」「不安な待機は長く感じる」「一人での待機は長く感じる」などの原則がある。

UXでの活用

  • フィードバックの提供: ローディングスピナーやプログレスバーを表示し、「システムは止まっておらず、動いている」ことを伝えるだけで、不安が解消され、待てる時間が伸びる。
  • 注意の分散: 待ち時間にTips(ヒント)を表示したり、面白いアニメーションを見せることで、意識を「待つこと」から逸らし、体感時間を短くする。

💡 使いどころ

ページのロード、インストール、データのアップロードなど、物理的な待ち時間が発生するUIを設計する時。

⚠️ 注意点・誤用

待ち時間をゼロにするのが理想だが、不可能な場合は「短く感じさせる」工夫が必要。何も表示されない空白の時間は最も長く感じられる。

具体例

  • スケルトンスクリーン(読み込み中であることを示唆)
  • 「データの準備をしています...」という具体的なメッセージ
出典・参考文献:
  • Nielsen Norman Group: Response Times: The 3 Important Limits
  • Doherty Threshold(IBM)
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

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