UIXHERO
#281
心理学・認知バイアス
#281

まじっくなんばーせぶん

マジックナンバー7

別名・表記:Magic Number 7Miller's Lawミラーの法則

UIXHERO Definition

「一度に覚えられるのは7つまで」。短期記憶の限界容量を示す法則。

概要

心理学者ジョージ・ミラーが1956年の論文で提唱した。「7±2」という数字が有名だが、ミラー自身はこれを厳密な限界値としてではなく、情報の処理容量には限界があることを示すための象徴的な数字として用いていた。現代のUXデザインでは、より少ない「4つ前後」が塊(チャンク)として認識しやすいとされることが多い。

UXでの活用

  • チャンキング: 長い数字やリストを、意味のある小さな塊(チャンク)に分割することで、記憶しやすく、見やすくする。
  • 情報の整理: ユーザーに一度に多くの情報を提示せず、グループ化して整理する。

💡 使いどころ

ナビゲーションメニューの項目数や、一度に提示する選択肢の数を決める際の目安として使う。「多すぎると覚えられない」という警告として捉える。

⚠️ 注意点・誤用

「メニューは7つ以下にすべき」というルールとして誤用されがちだが、画面に表示されている情報は記憶する必要がないため、必ずしも7つ以下である必要はない。重要なのは「短期記憶に頼らせない」こと。

具体例

  • 電話番号(ハイフンで区切って塊にする:チャンキング)
  • グローバルナビゲーションの項目数を5〜7個に抑える
出典・参考文献:
  • Miller, G. A. (1956). The magical number seven, plus or minus two: Some limits on our capacity for processing information. Psychological Review, 63(2), 81–97.
  • Cowan, N. (2001). The magical number 4 in short-term memory: A reconsideration of mental storage capacity. Behavioral and Brain Sciences, 24(1), 87–185.

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作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月22日

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