#520
UI設計パターン
#520らんでぃんぐぺーじ
ランディングページ
別名・表記:Landing PageLP着地ページ
UIXHERO Definition
UIXHEROでは、ランディングページを「特定の流入経路から訪れたユーザーが最初に着地し、ひとつの行動に導かれることを目的としたページ」と定義する。
概要
ランディングページという語には、混同されやすい2つの用法がある。
- Web解析上の landing page: セッションの最初に表示されたページ。トップページも記事ページもここに含まれる。
- 広告・マーケティング実務上のLP: 特定の広告やキャンペーンの受け皿として作られた、単一の行動に導く独立ページ。
指標を議論する場では、この2つを取り違えると数字の意味が変わる。
UXでの活用
- 期待の整合: 広告のコピーとページ冒頭の文言がずれていると、内容が良くても直帰する。流入元とページはセットで設計する。
- 判断に必要な情報の順序: 価格、条件、対象者など、判断を止める情報を後回しにすると、下部まで読んだ後に離脱する。
- 行動をひとつに絞る: 目的が複数あるページは、どれも達成されにくい。副次的な導線は明確に弱くする。
誤用・混乱
- 長さが成果を決めるわけではない: 「LPは長いほうが売れる」は一般則ではない。必要な情報量は商材の検討負荷によって変わる。
- A/Bテストの結果を過度に一般化しない: あるLPで勝ったパターンが、別の商材・別の流入で勝つとは限らない。
- SEOとの前提の違い: 広告用LPは単一行動に最適化されるため、内部リンクや情報の網羅性を犠牲にしていることが多い。検索流入の受け皿として使う場合は設計が変わる。
💡 使いどころ
広告、キャンペーン、検索など流入経路が特定できる施策で、コンバージョンまでの導線を1ページに集約したい時。
⚠️ 注意点・誤用
「LP=縦に長い1枚もののセールスページ」は日本の広告実務での用法で、Web解析上の landing page(訪問者が最初に到達したページ)とは意味が異なる。どちらの意味で使っているかを明示しないと、指標の議論が噛み合わない。
具体例
- 広告から遷移し、資料請求フォームまでを1ページで完結させる
- 新機能の告知ページで、ウェイトリスト登録だけを目的にする
- 検索流入の受け皿として、特定キーワードに答える単一ページを用意する
出典・参考文献:
- Landing Page Optimization (Tim Ash)
- Don't Make Me Think (Steve Krug)