#069
開発・システム・運用
#069かんばん
カンバン (Kanban)
別名・表記:Kanban看板方式Just-in-Time
UIXHERO Definition
「仕事の流れを見える化」するボード。仕掛かり品(WIP)を制限し、ボトルネックを発見・解消する。
概要
カンバン(Kanban)は、トヨタ自動車の生産現場で生まれた「ジャスト・イン・タイム」を実現するための仕組みが、ソフトウェア開発に応用されたものです。 スクラムのような「スプリント(固定期間)」の区切りがなく、タスクが次々と流れていく(フロー型)のが特徴です。
UXでの活用
デザイン業務においても、カンバンは有効です。
- デザインレビュー待ち(Waiting for Review)の列を作ることで、誰の承認待ちで止まっているかを可視化する。
- WIP制限により、「作りかけのデザイン」が大量に溜まるのを防ぎ、一つずつ着実に完了(Done)させる文化を作る。
💡 使いどころ
複数のタスクが同時進行するプロジェクトや、継続的に依頼が来る運用業務(保守、デザイン制作など)で、進捗状況を一目で把握したい時。
⚠️ 注意点・誤用
ボードを作るだけでは意味がない。「WIP制限(同時に着手できるタスク数の上限)」を設け、マルチタスクによる非効率(スイッチングコスト)を防ぐことが重要。
具体例
- ホワイトボードに付箋を貼り、タスクの移動を物理的に行う。
- TrelloやJiraなどのデジタルツールを使って、リモートチームでタスク状況を共有する。
出典・参考文献:
- David J. Anderson, “Kanban: Successful Evolutionary Change for Your Technology Business”
- The Toyota Way(Jeffrey Liker)
- Kanban Guide(kanbanguides.org)