UIXHERO
#377
心理学・認知バイアス
#377

フェイク・スケアシティ

フェイク・スケアシティ

別名・表記:Fake Scarcity

UIXHERO Definition

実際には豊富にあるものを、意図的に「希少(レア)」に見せることで、ユーザーの購買意欲や所有欲を煽る手法。

概要

スケアシティ(希少性)の原理を悪用したもの。フェイク・アージェンシーと似ているが、こちらは「数」や「機会」の限定を装う。

UXでの活用

  • 限定商法: 「1日3名様限定」と言いつつ、実際には何人でも受け付けているようなケース。
  • ダークパターン: 嘘がバレた瞬間に、「不誠実なブランド」というレッテルを貼られるため、長期的にはマイナスとなる。本当に限定である(事実に基づく)場合にのみ効果を発揮する。

💡 使いどころ

【非推奨】実際に在庫が少ない場合(「残り3席」など)に、ユーザーの決断を後押しするために事実を表示する。

⚠️ 注意点・誤用

「在庫わずか」と表示して煽るが、実際には大量に在庫がある場合(人工的な欠乏)。これもダークパターンであり、ユーザーを欺く行為は長期的にはLTVを下げる。

具体例

  • 常に「残り1部屋」と表示されるホテル予約サイト
  • デジタルコンテンツ(在庫無限)に対して「限定100個」と謳う
出典・参考文献:
  • Dark Patterns at Scale(Mathur et al.)
  • EU Consumer Protection / FTC関連資料
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月20日

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