UIXHERO
#084
心理学・認知バイアス
#084

きょうごうぶんせき

競合分析 (Competitive Analysis)

別名・表記:Competitive Analysis競合調査コンペティター分析

UIXHERO Definition

「敵を知り、己を知る」。ライバル製品を徹底的に調べ、自社の立ち位置や差別化ポイント(USP)を見つける活動。

概要

競合分析は、単に「パクリ元」を探すことではありません。 市場にすでに存在するメンタルモデル(ユーザーが慣れ親しんだ操作方法)を学び、不必要な再学習を防ぐ(Jakob's Law)ためにも役立ちます。

UXでの活用

  • 差別化の発見: 競合が満たせていない「未充足ニーズ」を見つけ、自社のUSP(独自の強み)とする。
  • 業界標準の理解: 「カートアイコンは右上」など、業界で標準となっているUIパターンを把握し、ユーザーの学習コストを下げる。
  • SWOT分析: 自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を客観的に評価する材料にする。

💡 使いどころ

新規プロダクトの企画時や、リニューアルにおける機能要件の定義時。市場で勝てるポジションを見つけたい時。

⚠️ 注意点・誤用

「機能の○×表」を作るだけで満足しないこと。機能があるかないかだけでなく、「なぜその機能があるのか」「使い心地はどう違うか」という質的な分析が重要。

具体例

  • 競合A社、B社のアプリを実際にダウンロードして使い込み、オンボーディングの体験差を比較する。
  • 競合のレビュー欄を分析し、ユーザーが何に不満を持っているか(競合の弱点)を探る。
出典・参考文献:
  • Nielsen Norman Group: Competitive Testing
  • Nielsen Norman Group: Jakob’s Law of Internet User Experience
  • Jaime Levy: UX Strategy
作成: 2026年2月3日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

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