#259
プロダクト戦略・成長
#259ぶるーおーしゃんすとらてじー
ブルーオーシャン・ストラテジー (ブルーオーシャン戦略)
別名・表記:Blue Ocean Strategyブルーオーシャン戦略Blue Ocean
UIXHERO Definition
「戦わずして勝つ」。競合他社との血みどろの争い(価格競争など)を避け、競争軸をずらすことで、誰もいない新しい市場を自分たちで作ってしまうこと。
概要
W・チャン・キムとレネ・モボルニュが提唱。 「バリュー・イノベーション(価値革新)」が鍵となる。これは、コストを下げながら(Eliminate/Reduce)、同時に顧客への提供価値を高める(Raise/Create)ことで実現される(ERRCグリッド)。
UXでの活用
- 引き算の美学: 競合との機能比較表(○×表)で勝とうとすると機能過多になる。あえて「やらないこと(Eliminate)」を決めることで、特定のユーザーにとって圧倒的に使いやすいプロダクトを作る。
- 新しい顧客体験: 技術的なイノベーションだけでなく、「体験」の再定義によってブルーオーシャンは生まれる(例:Cirque du Soleilは動物ショーを廃止し、芸術性の高いサーカスという新市場を作った)。
💡 使いどころ
既存市場での競争が激化し、消耗戦になっている時。差別化ではなく「没個性化」を防ぎたい時。
⚠️ 注意点・誤用
ブルーオーシャンはずっと青いわけではない。成功すれば模倣者が現れ、いずれレッドオーシャン化する。常に新しい価値(バリュー・イノベーション)を探し続ける必要がある。
具体例
- 任天堂Wii(高画質競争から降りて、家族で動いて遊ぶ体験を提供)
- QBハウス(洗髪やマッサージを削ぎ落とし、短時間・低価格のヘアカットを提供)
出典・参考文献:
- W. Chan Kim & Renée Mauborgne, Blue Ocean Strategy, Harvard Business School Press