#222
プロダクト戦略・成長
#222ばりゅーぷろぽじしょんきゃんばす
バリュープロポジションキャンバス (Value Proposition Canvas)
別名・表記:Value Proposition CanvasVPC
UIXHERO Definition
「顧客が求めていること」と「自社ができること」のズレをなくすための地図。アレックス・オスターワルダーが考案。
概要
「顧客セグメント(右側)」と「提供価値(左側)」の2つのブロックで構成される。
- Customer Profile(顧客プロフィール):
- Customer Jobs: 顧客が片付けたい仕事
- Pains: 顧客が抱える悩み、リスク、障害
- Gains: 顧客が求めている成果、恩恵
- Value Map(バリューマップ):
- Products & Services: 提供する製品・サービス
- Pain Relievers: 悩みをどう解消するか
- Gain Creators: 成果をどう提供するか
この左右が噛み合った状態を「Fit」と呼ぶ。
UXでの活用
- 機能の取捨選択: 顧客のPains/Gainsに紐付かない機能は「無駄」であると判断できる。
- ペルソナの深掘り: 単なる属性データではなく、「何を解決したいのか(Jobs)」という文脈でユーザーを理解する。
💡 使いどころ
ビジネスモデルキャンバスの詳細設計として、顧客理解を深めたい時。プロダクトマーケットフィット(PMF)を目指す時。
⚠️ 注意点・誤用
キャンバスを埋めることが目的ではない。埋めた後に「検証(顧客へのインタビューなど)」を行い、仮説を修正し続けることが重要。
具体例
- 顧客の「痛み(Pains)」を、製品が「和らげているか(Pain Relievers)」を確認する
- 顧客の「利得(Gains)」を、製品が「生み出しているか(Gain Creators)」を確認する
出典・参考文献:
- Alexander Osterwalder / StrategyzerValue Proposition Design