UIXHERO
#122
インタラクション・アニメーション
#122

さーびすぶるーぷりんと

サービスブループリント

別名・表記:Service Blueprintサービスの青写真

UIXHERO Definition

ユーザー体験(フロントステージ)と、それを実現するための社内オペレーション(バックステージ)の関係図。UIXHEROでは、サービスブループリントを「UXと組織設計をつなぐ翻訳図」と位置づける。

概要

ショスタック(G. Lynn Shostack)が提唱。サービスデザインの中核的ツール。 通常、以下のラインで層を分ける。

  1. Line of Interaction(相互作用のライン): ユーザーと接客スタッフの境界
  2. Line of Visibility(可視性のライン): ユーザーから見える範囲と見えない範囲(バックヤード)の境界
  3. Line of Internal Interaction(内部相互作用のライン): 接客スタッフと裏方スタッフ/システムの境界

UXでの活用

  • オペレーションの改善: ユーザーにとって「最高の体験」を設計しても、現場のスタッフに過度な負担がかかっていれば持続しない。裏側の仕組みも含めてデザインする(Service Design)。
  • システム要件定義: ユーザーのアクションに対して、システムがいつ、何を処理すべきかを明確にできる。

💡 使いどころ

サービスの運営フローに無理がないか検証する時や、ユーザーの待ち時間がなぜ発生しているのか(ボトルネック)を特定する時。

⚠️ 注意点・誤用

詳細にしすぎると複雑で誰も読まなくなる。目的に合わせて粒度を調整する。ユーザー行動(カスタマージャーニー)と必ずセットで描くこと。

具体例

  • レストランのオーダー処理(客の注文→ウェイターの入力→厨房への伝達→調理)
出典・参考文献:
  • Shostack, G. Lynn (1984)Designing Services That DeliverHarvard Business Review
  • Stickdorn, Schneider et al.This is Service Design ThinkingBIS Publishers
  • Bitner, Ostrom, Morgan (2008)Service Blueprinting: A Practical TechniqueCalifornia Management Review
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

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