#131
情報設計・ナビゲーション
#131しんじつのしゅんかん
真実の瞬間
別名・表記:Moment of TruthMoTMOT
UIXHERO Definition
スカンジナビア航空のCEOヤン・カールソンが提唱。「顧客は接客を受けるわずか15秒(真実の瞬間)で、その企業全体への評価を決める」という概念。
概要
マーケティングでは以下の4つのMoTが定義されることが多い。
- Zero Moment of Truth (ZMOT): 店に行く前にネットで検索して調べる瞬間(Googleが提唱)。
- First Moment of Truth (FMOT): 店頭で商品を見て「買おう」と決める瞬間(P&Gが提唱)。
- Second Moment of Truth (SMOT): 家に帰って実際に使い、良し悪しを実感する瞬間。
- Third Moment of Truth (TMOT): 商品のファンになり、他人に推奨(シェア)する瞬間。
UXでの活用
- オンボーディング: ユーザーが初めてアプリに触れる瞬間(FMOT/SMOT)は、継続利用するかどうかの最大の分かれ目であり、徹底的に磨き込む必要がある。
- マイクロコピー: エラー画面や待ち時間など、ユーザーが不安を感じる瞬間に適切な言葉(マイクロコピー)をかけることで、ネガティブな体験をポジティブな信頼に変えることができる。
💡 使いどころ
サービス改善において、どのタッチポイントが「勝負所」なのかを特定し、リソースを集中させる時。
⚠️ 注意点・誤用
全てのタッチポイントが「真実の瞬間」になり得るが、特にトラブル対応時や、予想外の出来事が起きた時の対応が決定的な評価に繋がりやすい。
具体例
- 飛行機の搭乗手続きでのスタッフの対応
- アプリでエラーが起きた時のメッセージ
出典・参考文献:
- Jan CarlzonMoments of Truth(1987)
- GoogleZero Moment of Truth(ZMOT whitepaper)