#338
心理学・認知バイアス
#338エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線
別名・表記:Forgetting Curve
UIXHERO Definition
人が何かを学んだ後、時間経過とともにどのように記憶が失われていくかを示した曲線。学習後20分で42%、1日後には74%を忘れるとされる。
概要
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって示された。記憶の定着には「復習」が不可欠であることを科学的に裏付けた。
UXでの活用
- 間隔反復: 忘れかけたタイミングで復習を促す通知を送る(Duolingoなど)。
- オンボーディング: 一度に詰め込んでも忘れるため、必要な時に必要な情報だけを教える(Just-in-Time)。
💡 使いどころ
教育アプリ、オンボーディングプロセス、または長期間利用がないユーザーへのリマインド設計時。
⚠️ 注意点・誤用
単に回数を増やせば良いわけではない。ユーザーが「忘れかけた頃」に送るのが最も効果的(間隔反復)。頻繁すぎるリマインドはアラート疲労を招く。
具体例
- Duolingoの「練習の時間です」通知
- Anki(暗記アプリ)の復習アルゴリズム
出典・参考文献:
- Hermann Ebbinghaus: Memory: A Contribution to Experimental Psychology (1885)
- Cepeda et al.: Distributed Practice in Verbal Recall Tasks (Psychological Bulletin)
- Nielsen Norman Group: Memory, Recognition, and Recall in UX