UIXHERO
#339
プロダクト戦略・成長
#339

エンダウド・プログレス効果

エンダウド・プログレス効果

別名・表記:Endowed Progress Effect

UIXHERO Definition

「授かり効果」とも。目標に向けて「すでに少し進んでいる」と感じさせることで、ゴール達成へのモチベーションを高める手法。0%からのスタートよりも、途中からのスタートの方が完了率が高い。

概要

スタンプカード実験が有名。「10個貯めたら無料」の空カードよりも、「12個貯めたら無料(ただし最初から2個スタンプ済み)」のカードの方が、同じ残り10個でも達成率が高かった。

UXでの活用

  • オンボーディング: プロフィール入力画面で、最初から「アカウント作成:完了」「メール認証:完了」といった項目をリストに含め、進捗バーが20%程度の状態からスタートさせる。
  • 学習アプリ: 「最初のレッスン」を極めて簡単にして、すぐに達成感を味わわせる。

💡 使いどころ

ユーザー登録、プロフィール完成、ポイントカードなど、完了までに複数のステップが必要なタスクの離脱率を下げたい時。

⚠️ 注意点・誤用

「見せかけの進捗」だと気づかれると逆効果になる場合がある。実際にユーザーが行った小さなアクション(例:リンクをクリックした)を「最初のステップ完了」としてカウントするなど、納得感が必要。

具体例

  • スタンプカードの「初回ボーナス」スタンプ
  • LinkedInのプロフィール完成度メーター(登録時点で15%程度進んでいる)
出典・参考文献:
  • Nunes, J. C., & Drèze, X. (2006).The Endowed Progress Effect: How Artificial Advancement Increases Effort.Journal of Consumer Research.
  • Kivetz, R., Urminsky, O., & Zheng, Y. (2006).The Goal-Gradient Hypothesis Resurrected.
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

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