#193
プロダクト戦略・成長
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デュアルトラックアジャイル (Dual Track Agile)
別名・表記:Dual Track AgileDual Track ScrumDiscovery and Delivery
UIXHERO Definition
「探索」と「開発」を同時に回す。「作る価値があるか」を検証してから「正しく作る」。
概要
従来のアジャイル開発(スクラム)では、バックログアイテムの「内容」が既に決まっている前提で進むことが多く、UXの検討時間が不足しがちでした。 デュアルトラックアジャイルでは、「Discovery(発見)」というトラックを設け、開発と並行してUXリサーチやプロトタイピングを行うことで、常に「検証されたアイデア」を開発チームに供給し続けます。
UXでの活用
- 無駄な開発の防止: エンジニアがコードを書く前に、デザイナーとPMが「それが本当にユーザーに必要な機能か」を検証する。
- 継続的な学習: リリースして終わりではなく、常に次の施策のための学習(Discovery)を続ける文化を作る。
💡 使いどころ
開発チームが「言われたものを作るだけ」になっていたり、リリースしてから「誰も使わない」ことが判明するリスクを減らしたい時。
⚠️ 注意点・誤用
2つのチームが分断されてはいけない。エンジニアもDiscoveryに参加し、デザイナーもDeliveryに参加する「ワンチーム」であること。
具体例
- Discoveryトラックでプロトタイプ作成とユーザーテストを行い、検証済みのバックログアイテムをDeliveryトラックに渡す。
- 開発(Delivery)中に判明した技術的な制約を、Discoveryトラックにフィードバックする。
出典・参考文献:
- Jeff Patton: Dual Track Development
- Silicon Valley Product Group (Marty Cagan)
- Jeff Gothelf(Lean UX)