UIXHERO
#232
心理学・認知バイアス
#232

ひようたいこうかぶんせき

費用対効果分析 (Cost-Benefit Analysis)

別名・表記:Cost-Benefit AnalysisCBAコストベネフィット分析

UIXHERO Definition

「それはやる価値があるのか?」。得られるものと失うものを天秤にかけること。ユーザーにとっても、企業にとっても重要な判断基準。

概要

経済学だけでなく、UXデザインにおいても重要な概念。

インタラクション・コスト: ユーザーがタスクを完了するために費やす身体的・精神的な労力。クリック数、スクロール量、考える時間など。

ユーザーは無意識のうちに「この操作をするコスト」と「そこから得られる情報の価値」を比較し、コストが見合わないと判断すれば離脱する(情報の採集理論)。

UXでの活用

  • 入力フォームの最適化: 必須ではない項目を削除し、入力コストを下げることで、登録のベネフィット(完了率)を高める。
  • プログレッシブ・ディスクロージャー: 最初から全ての情報を見せるのではなく、ユーザーが必要とした時に情報を提示することで、認知的コストを下げる。
  • ROIの算出: 「ユーザビリティテストに100万円かけた結果、CVRが改善して1000万円の利益が出た」といった形で、UXデザインの価値をビジネス用語で説明する。

💡 使いどころ

機能開発の優先順位を決める時や、ユーザーが登録フォームを入力すべきかどうか迷っている時(ユーザー視点のコストベネフィット)。

⚠️ 注意点・誤用

金銭的なコストだけでなく、時間、労力、精神的な負荷(認知的コスト)も計算に入れる必要がある。定性的なベネフィット(ブランドイメージの向上など)は見落とされがち。

具体例

  • 「開発に1ヶ月かかるが、売上が100万円上がるならやる」
  • 「会員登録に3分かかるが、1000円割引になるなら登録する」
作成: 2026年2月2日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

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