UIXHERO
#320
UI設計パターン
#320

りようじょうきょうのぶんせき

利用状況の分析

別名・表記:Contextual Inquiryコンテキストインタビュー文脈的問い合わせ弟子入りインタビュー

UIXHERO Definition

UIXHEROでは、利用状況の分析(Contextual Inquiry)を「ユーザーの『現場』に弟子入りし、実際の文脈の中で行動を観察・質問する定性調査手法」と定義する。

概要

エスノグラフィ(行動観察)の手法を取り入れたインタビュー。会議室で話を聞くだけでは分からない「無意識の行動」や「環境による制約」を発見するために行う。

詳細解説

通常のインタビューでは、ユーザーは自分の行動を完全に言語化できません(「いつも通りやってます」としか言えない)。 Contextual Inquiryでは、実際の作業中に「今、なぜそのメモを見たのですか?」とリアルタイムで質問することで、ユーザー自身も無自覚だった行動理由を掘り下げます。

UXでの活用

  • ワークフローの可視化: 業務システムのリニューアル時など、マニュアルには書かれていない「現場の裏技」や「付箋による補完」を発見する。
  • 環境要因の特定: 「画面が見づらい」という不満が、UIの問題ではなく「西日が差し込む窓際で作業しているから」であることに気づける。

💡 使いどころ

製品の利用環境や業務プロセスが複雑で、ラボでのユーザーテストでは再現できない場合(例:工場のシステム、キッチンの動線)。

⚠️ 注意点・誤用

インタビュアーのバイアスが入らないよう、「師匠(ユーザー)と弟子(インタビュアー)」の関係を保ち、教わる姿勢を徹底する。

具体例

  • コールセンターのオペレーターの隣に座り、実際の電話対応を見ながらメモを取る
  • 料理中のユーザーのキッチンにお邪魔し、調味料の置き場所や動線を観察する
出典・参考文献:
  • Contextual Design (Hugh Beyer & Karen Holtzblatt)

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作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

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