UIXHERO
#010
アクセシビリティ・インクルーシブ
#010

あくせしびりてぃ

アクセシビリティ (Accessibility)

別名・表記:Accessibilitya11yウェブアクセシビリティ

UIXHERO Definition

「設計段階から『誰でも使える』ことを前提に考える」。障害者や高齢者だけでなく、眼鏡を忘れた人、怪我をした人、屋外で画面が見づらい人など、あらゆる状況のユーザーを含む。

概要

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) では、以下の4つの原則(POUR)が定められている。

  1. Perceivable(知覚可能): 情報が見える、聞こえるなど、ユーザーが知覚できること。
  2. Operable(操作可能): キーボードでも操作できる、発作を引き起こさないなど、ユーザーがインターフェースを操作できること。
  3. Understandable(理解可能): コンテンツや操作方法が理解できること。
  4. Robust(堅牢): 様々な技術(スクリーンリーダーや将来のブラウザ)で確実に解釈できること。

UXでの活用

  • セマンティックHTMLの使用: 適切なHTMLタグ(<button><nav><h1>など)を使うことで、スクリーンリーダーなどの支援技術が正しく情報を解釈できるようになる。
  • 色だけに頼らない: エラーを赤色で示すだけでなく、アイコンやテキストでも情報を伝える(色覚多様性への配慮)。
  • フォーカスインジケータ: キーボード操作時に、現在どこを選択しているかが分かる枠線を消さない。
  • 早期チェック: ワイヤーフレーム段階で「キーボード操作」「読み上げ順」を意識する

💡 使いどころ

公共性の高いサービスを作る時や、コンプライアンス要件(JIS X 8341-3など)を満たす必要がある時。もちろん、全てのWebサイトで考慮すべき基本品質である。

⚠️ 注意点・誤用

「障害者対応」と狭く捉えられがちだが、アクセシビリティを高めるとSEO効果やユーザビリティ向上(マシンリーダビリティの向上)にも繋がり、結果的に全ユーザーにメリットがある。

具体例

  • 画像に代替テキスト(alt属性)を入れる
  • 動画に字幕をつける
  • キーボードだけで操作できるようにする
  • コントラスト比を確保する
出典・参考文献:
  • W3C:
  • - W3C Web Accessibility Initiative (WAI)
  • - Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.x
  • 総務省:
  • - JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針

関連する原則

関連するUIコンポーネント

作成: 2026年2月2日
更新: 2026年2月14日

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