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好意の原理 (Liking Principle)

人は、自分が好意を持っている相手(魅力的、類似している、親切な人)からの頼み事を受け入れやすい。

2026年1月23日
更新: 2026年8月27日
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by Dengen Yosho(DGYS)
好意の原理 (Liking Principle)

この記事の要点(UIXHERO視点) XHEROでは、好意の原理を「無機質なシステムに血を通わせる、人格化の魔法」と捉える。 本記事では、ユーザーとの共通点(類似性)や適切な称賛を通じて、論理を超えた「このサービスだから使いたい」という感情的結びつき(Brand Affinity)を作る手法を整理する。

好意の原理とは?

見知らぬ保険のセールスマンより、仲の良い友人から勧められた保険の方が契約したくなります。 好意を生む要因は主に以下の3つです。

  1. 身体的魅力: デザインが良い、見た目が美しい。
  2. 類似性: 「私もあなたと同じ趣味です」など、自分と似ていること。
  3. 称賛: 「素敵ですね」と褒めてくれること。 Webサイトも、親しみやすい「顔(人格)」を持つことで、ユーザーの「イエス」を引き出しやすくなります。

UXデザインでの活用事例

1. 「私たちについて」ページ (About Us)

企業の「中の人」の顔写真や、趣味、情熱的なストーリーを公開することで、法人という無機質な存在から、「好感の持てる人間」へと認知を変えさせます。

2. 言葉遣いとトーン

が使う言葉(スラングや専門用語)を使うことで、「私たちはあなたの仲間です(類似性)」というメッセージを送り、親近感を高めます。

3. 親しみやすいキャラクター

Mailchimpの猿や、Duolingoのフクロウのように、愛嬌のあるマスコットキャラクターを用いることで、エラーなどのネガティブな場面でも憎めない雰囲気を作り、ブランドへの愛着(Brand Affinity)を育てます。

実装例: 誰からのおすすめ?

同じ商品をおすすめされる場合でも、相手(UIの雰囲気)によって購入意欲がどう変わるかを比較するです。

実践ガイドライン (Practical Guidelines)

実装チェックリスト

倫理的配慮 (Ethical Considerations)

  • なりすまし: AI生成の架空の顔写真やプロフィールを使い、実在しない「魅力的な担当者」を装って信頼を得ようとする行為は、発覚した時に致命的な信用失墜を招く詐欺的行為です。
  • 不適切な馴れ馴れしさ: 信頼関係がまだ築けていない段階や、銀行・医療などの厳格な分野で、過度に砕けた口調(タメ口)を使うと、「不真面目」「信用できない」と逆効果になります。

更新のお知らせ

サイトに載せていない実例や、新しい記事のお知らせはこちらで出しています。

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

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参考文献

  • Cialdini, R. B. (1984). Influence: The Psychology of Persuasion. Harper Business. Amazon

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最終更新: 2026年8月27日

この記事を書いた人

Dengen Yosho(DGYS)

Dengen Yosho(DGYS)

UI/UXデザイナー兼デザインエンジニア デザイン歴25年以上 情報設計〜UIデザイン〜React/TypeScriptによる実装までを一気通貫で担当 大手企業のDXプロジェクトや決済アプリ領域で、デザインリードとして改善と構築を経験 現在はフリーランスとして、プロダクトのUI/UX改善とデザインシステム構築を支援 長年の実務の中で感じてきたのは、 「良いUI」はセンスではなく、再現可能な判断の積み重ねであるということ UIXHEROは、 心理学や行動科学の知見を、現場で使える設計言語に翻訳するための場所 関心領域は「ユーザーの行動が変わるUI」 人の認知・注意・意思決定の構造を理解し、 “なぜそのUIが機能するのか”を言語化することを目指している

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