#040
視覚デザイン
#040えすえぬひ
S/N比 (Signal-to-Noise Ratio)
別名・表記:Signal-to-Noise Ratio信号対雑音比SN比
UIXHERO Definition
「情報の純度」。画面の中に、ユーザーが本当に知りたい情報はどれくらいあるか?ノイズが多すぎると、シグナル(情報)が埋もれてしまう。
概要
エドワード・タフテの「データインク比(Data-Ink Ratio)」も同様の概念。
シグナル(Signal): ユーザーがタスクを達成するために必要な情報。テキスト、画像、操作ボタンなど。
ノイズ(Noise): シグナルの理解を妨げる要素。過度な装飾、意味のない画像、読みにくいフォント、多すぎる選択肢、関係のない広告。
UXでの活用
- ノイズの削減: 装飾的な罫線、背景パターン、過剰な強調色などを削除または控えめにする。
- シグナルの強調: 重要な情報(見出し、CTAボタン)を大きく、太く、コントラストを高くして目立たせる。
- 情報の整理: 関連する情報をグループ化(チャンク化)し、ホワイトスペースで区切ることで、ノイズの中にシグナルを埋没させない。
💡 使いどころ
画面がごちゃごちゃして見にくい時。ユーザーが重要な情報を見落としている時。
⚠️ 注意点・誤用
ノイズをゼロにすることは難しい(装飾も時には必要)。重要なのは比率を高めること。情報を詰め込みすぎると、すべてがノイズになることもある。
具体例
- 記事ページで、本文(シグナル)に対して、広告やサイドバナー(ノイズ)が多すぎて読む気が失せる
- シンプルなグラフ(高S/N比)と、装飾過多で目盛りが多すぎるグラフ(低S/N比)
出典・参考文献:
- Edward Tufte, The Visual Display of Quantitative Information(Data-Ink Ratio)