UIXHERO
#407
心理学・認知バイアス
#407

ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果

別名・表記:Romeo And Juliet Effect

UIXHERO Definition

特定の目的達成において、障害があった方が、かえってその目的を達成しようとする気持ち(愛着や執着)が高まる心理現象。心理的リアクタンスと関連する現象。

概要

シェイクスピアの戯曲に由来。親に反対されればされるほど、二人の愛は燃え上がる。

UXでの活用

  • アクセスの制限: 「招待制」「期間限定」といった障害を設けることで、ユーザーの参加意欲を煽る。
  • レアリティ: ゲームなどで、入手困難なアイテムほど価値が高いと感じさせる。

💡 使いどころ

ブランドの特別感を演出したい時(ラグジュアリー戦略)。または、ベータ版のテストユーザーを熱量の高い層に絞りたい時。

⚠️ 注意点・誤用

単に使いにくいだけのUI(障壁)は、ただのストレスであり離脱を招く。「乗り越える価値がある」と思わせる魅力(報酬)が前提になければ成立しない。

具体例

  • Clubhouseの招待制マーケティング(初期の熱狂)
  • 「会員ランクがプラチナの方のみ購入可能です」という制限
出典・参考文献:
  • Driscoll, R., Davis, K. E., & Lipetz, M. E. (1972). Parental interference and romantic love: The Romeo and Juliet effect. Journal of Personality and Social Psychology, 24(1), 1–10.
  • Brehm, J. W. (1966). A theory of psychological reactance. Academic Press.
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

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