#062
UX基礎・原則
#062かだいはっけん
課題発見
別名・表記:Problem Discovery課題探索Issue Discovery
UIXHERO Definition
ユーザー自身も気づいていないような潜在的な問題や、行動の中に現れる違和感・不整合を見つけ出すこと。「解決すべき正しい問い」を定義するプロセス。
概要
ダブルダイヤモンド・モデルの最初のフェーズ(発散)。顕在化している問題だけでなく、ユーザーの行動観察やデータ分析から、まだ言語化されていない「痛み(Pain)」や「満たされない欲求(Unmet Needs)」を発掘する。
UXでの活用
- 観察調査(エスノグラフィ): ユーザーの生活環境に深く入り込み、無意識に行っている「我慢」や「工夫(ワークアラウンド)」を発見する。
- 機会領域の特定: 発見された課題をマッピングし、ビジネスとして取り組むべき、かつユーザーにとってインパクトの大きい領域(Opportunity)を定める。
💡 使いどころ
プロダクト開発の初期段階(0→1)や、既存プロダクトの停滞期に新しい突破口を探す時。
⚠️ 注意点・誤用
最初に見つかる課題は「表面的な現象」に過ぎないことが多い。「なぜ?」を繰り返して根本原因(Root Cause)を掘り下げる必要がある。
具体例
- 「馬車を速くしたい」という要望の裏にある「もっと速く移動したい」という本質的な課題の発見