#216
UX基礎・原則
#216はっきんひ
白金比 (Platinum Ratio)
別名・表記:Platinum Ratioプラチナ比
UIXHERO Definition
1:√3 (約1:1.732) の比率。「プラチナ比」とも呼ばれる。
概要
貴金属比(Metallic Means)の一種として扱われることもあるが、黄金比・白銀比ほど一般的ではない。 黄金比(第1貴金属比)、白銀比(第2貴金属比)に続く、第3貴金属比(青銅比)とは異なり、数式的には少し特殊な立ち位置にあるが、デザインの世界では美しい比率の一つとして扱われることがある。 1:1.732という比率は、正三角形の高さ(√3/2)に関連しており、幾何学的な安定感を持つ。一般的な貴金属比は二次方程式から導かれるが、プラチナ比は幾何学的関係から語られることが多い。
UXでの活用
- レイアウト: 一般的な1:1.618(黄金比)よりもさらに横長(または縦長)になるため、ワイドスクリーンのレイアウトや、パノラマ画像のトリミングなどで活用できる。
- 差別化: あえて黄金比を外すことで、既視感のない新鮮なバランスを作り出すことができる。
💡 使いどころ
黄金比や白銀比とは異なる、シャープで洗練された印象を与えたい時。
⚠️ 注意点・誤用
一般的な知名度は低く、意図して使わないと「なんとなくバランスが悪い」と受け取られるリスクもある。
具体例
- 正六角形の対角線と辺の比
- 一部のWebデザインで試験的に用いられる
- ワイド映画のアスペクト比との比較
- UIの16:9との差異
出典・参考文献:
- Livio, M. (2002). The Golden Ratio: The Story of Phi, the World's Most Astonishing Number. Broadway Books.
- Spinadel, V. W. (1999). Metallic means and design. Nexus Network Journal, 1(1), 75–85.
- Huntley, H. E. (1970). The Divine Proportion: A Study in Mathematical Beauty. Dover Publications.
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