#160
視覚デザイン
#160せいどうひ
青銅比 (Bronze Ratio)
別名・表記:Bronze Ratio第3貴金属比
UIXHERO Definition
1:(3+√13)/2 (約1:3.303) の比率。「第3貴金属比」。非常に横長(縦長)。黄金比や白銀比に比べ、極端に細長いプロポーションとなる。
概要
貴金属比(Metallic Mean)の一つ。 数式的には $ \frac{n+\sqrt{n^2+4}}{2} $ で表される貴金属比の n=3 の場合である(n=1が黄金比、n=2が白銀比)。 黄金比や白銀比に比べると安定感に欠けるが、動的で緊張感のあるプロポーションを作り出すことができる。
UXでの活用
実務で広く使われる比率ではないが、実験的なレイアウトや強い階層表現に応用できる。
- タイポグラフィ: 見出し(H1)と本文(P)のフォントサイズ比率(Typescale)として、非常にドラマチックなコントラストを作りたい場合に参照できる。
- グリッドシステム: 画面を3.3:1で分割することで、メインコンテンツと補足情報の明確な優先順位付け(Visual Hierarchy)を行う。
💡 使いどころ
非常にスリムでエレガントな形状を作りたい時。または、情報の階層構造(HeadingとBodyなど)で極端なメリハリをつけたい時。
⚠️ 注意点・誤用
1:3.3という比率はかなり極端であるため、画面全体のレイアウトとして使うとバランスが崩れやすい。あくまでアクセントや部分的なグリッドシステムとして活用する。
具体例
- 非常に背の高いバナー広告
- カラムレイアウトでの極端なサイドバー比率
出典・参考文献:
- Spinadel, V. W. (1999). The family of metallic means. Visual Mathematics, 1(3).
- Knott, R. (2016). Metallic means and continued fractions. Fibonacci Quarterly, 54(1), 1–12.
関連する解説記事
関連する記事詳細が見つかりませんでした。