#365
心理学・認知バイアス
#365ナビゲーション・ファティーグ
ナビゲーション・ファティーグ
別名・表記:Navigation Fatigue
UIXHERO Definition
複雑なナビゲーションや階層構造によって、ユーザーが目的の情報に辿り着く前に疲れてしまい、離脱してしまう現象。
概要
決定疲れの一種。「どこに行けばいいのか分からない」「クリックしても辿り着かない」というストレスが蓄積すると発生する。
UXでの活用
- フラットな階層: 3クリック以内に全てのページに到達できるようにする(3クリックルール)。
- メガメニュー: 選択肢を一望できるようにする(ただし多すぎると逆効果)。
- 検索機能の強化: 迷ったらすぐに検索できるようにする。
💡 使いどころ
ECサイトのカテゴリ分けや、複雑な業務システムのメニュー設計時。階層が深すぎる場合や、項目が多すぎる場合にこのリスクを考慮する。
⚠️ 注意点・誤用
メガメニュー(巨大なドロップダウン)は一覧性は高いが、選択肢が多すぎると「決定疲れ」を併発する。プログレッシブ・ディスクロージャー(段階的開示)で情報を整理する。
具体例
- Amazonのカテゴリ一覧(あえて「すべて見る」で隠している)
- 深い階層を何度もクリックしないとたどり着けない設定画面
出典・参考文献:
- Hick, W. E. (1952). On the rate of gain of information
- Baumeister et al. (1998). Ego depletion / Decision fatigue
- Rosenfeld, Morville. Information Architecture for the Web and Beyond