UIXHERO
#371
心理学・認知バイアス
#371

ヒックの法則

ヒックの法則

別名・表記:Hick's Lawヒックの法則選択の法則

UIXHERO Definition

UIXHEROでは、ヒックの法則を「選択肢の数と複雑さを減らすことで、ユーザーの意思決定を加速させるための原則」と定義する。

概要

UIXHEROでは、ヒックの法則を「選択肢の数と複雑さを減らすことで、ユーザーの意思決定を加速させるための原則」と定義する。 1952年に心理学者ウィリアム・エドモンド・ヒックらが定式化した法則。意思決定にかかる時間は、選択肢の数が増えるほど(対数的に)増加する。人間が一度に処理できる情報量には限りがあるため(マジカルナンバー)、選択肢が多すぎると迷いが生じ、最悪の場合は選ぶこと自体を放棄してしまう(決定麻痺)。

UXでの活用

  • 選択肢の絞り込み: ナビゲーションメニューの項目を7つ前後に抑えたり、料金プランを「松・竹・梅」の3つ程度に絞ることで、ユーザーが迷わず選べるようにする。
  • 段階的な開示: Amazonの購入フローのように、一度に全ての情報を表示せず、「カートに入れる」→「住所入力」→「決済」とステップを分けることで、各画面の選択肢を最小限にする。
  • おすすめの提示: 多くの商品がある場合、「人気No.1」や「あなたにおすすめ」として選択肢を強調し、選ぶための判断材料(近道)を提供する。

💡 使いどころ

ナビゲーションメニュー、料金プラン、設定画面など、多くの選択肢が存在するUIを設計する場合。

⚠️ 注意点・誤用

選択肢を減らしすぎて目的のアクションが見つからなくならないように注意する。複雑な意思決定(家選びなど)では、情報を隠しすぎると逆に不安を与える。

具体例

  • スマートフォンのホーム画面のフォルダ分け
  • Amazonの「今すぐ購入」ボタン(1クリック決済)
出典・参考文献:
  • William Edmund Hick (1952)
  • Laws of UX Hick's Law
作成: 2026年1月26日
更新: 2026年2月22日

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