UIXHERO
#409
心理学・認知バイアス
#409

二重符号化説

二重符号化説

別名・表記:Dual Coding Theory

UIXHERO Definition

情報を「言語的コード」と「イメージ的コード」という2つの独立したシステムで符号化することで、想起の手がかりが増え、記憶が促進されやすくなるという理論。

概要

アラン・パイヴィオによって提唱された。文字だけで覚えるよりも、図解と一緒に覚えた方が忘れにくい。

UXでの活用

  • アイコンとラベル: アイコン(画像)とテキスト(文字)を併記することで、ユーザーの認知速度と記憶定着を助ける。
  • インフォグラフィック: 複雑なデータを視覚化することで、理解を促進する。

💡 使いどころ

マニュアル、チュートリアル、教育コンテンツの作成時。文字だらけの説明は読まれないし覚えられない。

⚠️ 注意点・誤用

画像とテキストの内容が矛盾していたり、無関係な装飾画像(デコレーション)が多すぎると、かえって認知負荷が高まる(冗長性効果)。

具体例

  • IKEAの組み立て説明書(イラストのみだがわかりやすい)
  • プレゼンテーションスライド(文字を減らして図解を入れる)
出典・参考文献:
  • Paivio, A. (1971). Imagery and verbal processes. New York: Holt, Rinehart and Winston.
  • Paivio, A. (1986). Mental representations: A dual coding approach. Oxford University Press.
  • Clark, J. M., & Paivio, A. (1991). Dual coding theory and education. Educational Psychology Review, 3(3), 149–210.
作成: 2026年2月1日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

UIXHEROに頼めることを見る

※ 記事の内容についての質問や、書いてほしいテーマの要望も同じ窓口で受けています

この記事をシェアする
シェア: