#107
インタラクション・アニメーション
#107これおぐらふぃ
コレオグラフィ (振付)
別名・表記:ChoreographyOrchestration
UIXHERO Definition
「画面上のダンス」。複数の要素がタイミングを合わせて動くことで、一つのストーリーを語ること。
概要
ダンスの振付師(Choreographer)がダンサーの動きを調整するように、UIデザイナーは画面上のオブジェクトの動きを指揮する。 Googleのマテリアルデザインでは、この「振付」によって要素間の空間的・階層的な関係性を表現することを重視している。
UXでの活用
- 視線誘導(Focus): ユーザーに見せたい順番に要素を動かすことで、自然と視線をコントロールできる。
- コンテキストの保持: 画面が完全に切り替わるのではなく、前の画面の要素が変形して次の画面になることで、ユーザーは「自分が今どこにいて、どうやってここに来たのか」を見失わずに済む。
💡 使いどころ
画面遷移時や、複雑なデータの表示時。ユーザーの視線をスムーズに誘導し、情報の親子関係や因果関係を理解させたい時。
⚠️ 注意点・誤用
全ての要素が一斉に動き出すと、ユーザーは何を見ていいか分からなくなる(視覚的ノイズ)。「主役」と「脇役」を明確にし、動きに順序(ステージング)をつける必要がある。
具体例
- リスト画面から詳細画面へ遷移する際、サムネイル画像が拡大して詳細画面のヘッダーになり、テキストが下から遅れてせり上がってくる(Shared Element Transition)。
- カスケードアニメーション(リスト項目が上から順番に少しずつ遅れて表示される)。
出典・参考文献:
- Google. (2014). Material Design Guidelines: Motion. Google Design.
- Norman, D. A. (2013). The design of everyday things (Revised and expanded edition). Basic Books.
- Saffer, D. (2013). Microinteractions: Designing with Details. O’Reilly Media.
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