UIXHERO
#036
開発・システム・運用
#036

うけいれきじゅん

受け入れ基準 (AC)

別名・表記:Acceptance CriteriaAC

UIXHERO Definition

「どうなっていればOKか?」。その機能が正しく実装されたと判断するための合否判定ライン。

概要

アジャイル開発では、曖昧な要件による手戻りを防ぐために、ユーザーストーリーごとに明確な「受け入れ基準」を設ける。 「Given(前提条件)」「When(操作)」「Then(期待される結果)」の形式(Gherkin記法)で書かれることが多い。

UXでの活用

  • UX要件の明記: デザインモックアップだけでは伝わらない細かい挙動(ローディング時の表示、エラー時の文言、アニメーションの速度など)をACに含めることで、意図した通りのUXを実装してもらえる確率が高まる。
  • コーナーケースの考慮: 正常系だけでなく、異常系(エラー時、データなし時)の挙動もACに含めることで、ユーザーが困る状況を未然に防ぐ。

💡 使いどころ

ユーザーストーリーを作成する時。開発に着手する前に、PO(プロダクトオーナー)と開発チームの間で認識を合わせるために使う。

⚠️ 注意点・誤用

「実装方法(How)」ではなく「振る舞い(What)」を書くこと。「ボタンを赤くする」ではなく「エラー時に警告が表示される」のように、ユーザーにとっての価値や挙動で定義する。

具体例

  • ログインフォームにおいて、無効なメールアドレスを入力して送信ボタンを押すと、エラーメッセージが表示される。
  • 検索結果が0件の場合、「見つかりませんでした」というメッセージと、検索のヒントが表示される。
出典・参考文献:
  • Cohn, M. (2004). User stories applied: For agile software development. Boston, MA: Addison-Wesley.
  • North, D. (2006). Introducing BDD. Better Software, 8(5).
  • Schwaber, K., & Sutherland, J. (2020). The Scrum Guide. Scrum.org.

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作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月14日

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