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Z型パターン (Z-Shaped Pattern)

テキストが少なく、画像やCTAが中心のページ(LPなど)において、ユーザーの視線は左上→右上→左下→右下と「Z」の字を描くように動く。

2026年1月23日
更新: 2026年8月27日
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by Dengen Yosho(DGYS)
Z型パターン (Z-Shaped Pattern)

この記事の要点(UIXHERO視点) XHEROでは、Z型パターンを「視線の稲妻、スキャンの流儀」と捉える。 本記事では、画像中心のページにおいて、左上から右下へと走る視線のエネルギーを利用し、抵抗なくスムーズにCTA(ゴール)へと誘導するレイアウトの黄金ルートを整理する。

Z型パターンとは?

コンテンツが「文章」ではなく「要素(画像やボタン)」で構成されている場合、ユーザーの視線はF型ではなくZ型に動きます。

  1. 左上:ロゴや出発点(Start)
  2. 右上やLogin(Primary Action)
  3. 斜め:ヒーローイメージを横断して全体像を把握
  4. 左下:補足情報や次のコンテンツへの入り口
  5. 右下:最終的なアクション(: Call To Action)

この自然な視線の流れに沿って要素を配置することで、スムーズにコンバージョンへ誘導できます。

Z」の文字。

左上のロゴから始まり、右上のメニューへ。そこから対角線上に左下のキャッチコピーへ視線が滑り、最後に右下の「登録ボタン」で止まる。

UXデザインでの活用事例

1. ランディングページ (LP)

のデザインに最適です。 左上にロゴ、右上に「お問い合わせ」、中央に魅力的な画像、左下にキャッチコピー、そして右下に最大の「申し込みボタン」を配置するのが王道のレイアウトです。

2. ジグザグレイアウト

スクロールしていくページでも、画像とテキストを交互に左右入れ替えて配置(ジグザグ)することで、視線をZ型に誘導し続け、単調さを防ぎます。

3. 終了点(Terminal Area)

Zの書き終わり(右下)は、視線が一時停止する場所です。 ここに最も重要なアクション(「次へ」「購入する」)を置くことは、理にかなっています。

実装例: 視線の旅

Z型のレイアウトに沿って、視線誘導のを表示するデモです。 要素の配置場所が、いかに視線の流れと一致しているかを確認できます。

実践ガイドライン (Practical Guidelines)

実装チェックリスト

倫理的配慮 (Ethical Considerations)

  • 流れの悪用: Z型の視線経路上に、ユーザーが意図しない「有料オプション追加」のチェックボックスなどを配置し、流れ作業で誤ってクリックさせるような配置は避けるべきです。
  • 過剰な誘導: 視線誘導が強引すぎると(例えば派手な矢印を多用するなど)、ユーザーは「操作されている」と感じて不快感を抱きます。自然な流れを作ることが重要です。

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参考文献

  • Bradley, S. (2011). "3 Design Layouts: Gutenberg Diagram, , And F-Pattern." Vanseo Design. Vanseo Design
  • Instapage. "Z-Pattern Layout: Everything You Need to Know." Instapage Blog

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最終更新: 2026年8月27日

この記事を書いた人

Dengen Yosho(DGYS)

Dengen Yosho(DGYS)

UI/UXデザイナー兼デザインエンジニア デザイン歴25年以上 情報設計〜UIデザイン〜React/TypeScriptによる実装までを一気通貫で担当 大手企業のDXプロジェクトや決済アプリ領域で、デザインリードとして改善と構築を経験 現在はフリーランスとして、プロダクトのUI/UX改善とデザインシステム構築を支援 長年の実務の中で感じてきたのは、 「良いUI」はセンスではなく、再現可能な判断の積み重ねであるということ UIXHEROは、 心理学や行動科学の知見を、現場で使える設計言語に翻訳するための場所 関心領域は「ユーザーの行動が変わるUI」 人の認知・注意・意思決定の構造を理解し、 “なぜそのUIが機能するのか”を言語化することを目指している

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