UIXHERO
#147
視覚デザイン
#147

すきゃにんぐ

スキャニング

別名・表記:Scanning流し読みSkimming

UIXHERO Definition

「読まない、見るだけ」。ユーザーは文章を読まず、自分の探している情報を素早く見つけようとする。

概要

ヤコブ・ニールセンの調査によると、Webユーザーの79%はページをスキャン(流し読み)しており、一言一句読むユーザーはわずか16%しかいない。(特定調査条件下の結果) スクリーン上の読書は紙に比べて目が疲れやすく、またWeb上の情報量は膨大であるため、大半のユーザーは効率的に情報を摂取しようとするためである。

UXでの活用

  • 逆ピラミッド型構成: 結論や最も重要な情報を最初に書き、詳細はその後に続ける。トップだけ読めば概要がわかるようにする。
  • 塊(チャンク)を作る: 長い段落を避け、意味のまとまりごとに空白行を入れたり、箇条書きを使ったりして、視覚的な塊を作る(チャンキング)。
  • 意味のある見出し: 「はじめに」や「詳細」といった曖昧な見出しではなく、「料金プランの比較」や「返品ポリシー」など、そのセクションの内容がひと目でわかる見出しをつける。

💡 使いどころ

Web上のあらゆるテキストコンテンツを作成する際。特に、ユーザーが特定の情報を探している場合(ヘルプページ、商品スペック、ニュース記事など)。

⚠️ 注意点・誤用

スキャンしやすくするために箇条書きや太字を多用しすぎると、逆に視線の停留点が分散し、読みづらくなる場合がある。情報の優先順位(Visual Hierarchy)を意識する。

具体例

  • F型パターン(視線がFの字を描くように動く)
  • 見出し(H2, H3)を大きく目立たせる
  • 重要なキーワードを太字にする
出典・参考文献:
  • Nielsen, J. (1997). How Users Read on the Web. Nielsen Norman Group.
  • Nielsen, J., & Pernice, K. (2010). Eyetracking Web Usability. New Riders.

関連する解説記事

関連する記事詳細が見つかりませんでした。

作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月14日

読んだ内容を、自分の画面に当てるとき

UIXHEROは、記事を書くほかに、画面の検品・判定、デザインシステムの構築、実装と改善の伴走を受けています。何を頼めばいいか決まっていない段階の相談も、同じ窓口で受けます。

UIXHEROに頼めることを見る

※ 記事の内容についての質問や、書いてほしいテーマの要望も同じ窓口で受けています

この記事をシェアする
シェア: