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フェイルセーフ

別名・表記:Fail Safe安全設計

UIXHERO Definition

「失敗しても安全」。間違えても大丈夫な仕組みを作ること。

概要

元々は工学用語で、「機械は壊れるもの、人は間違えるもの」という前提に立ち、故障やミスが発生しても、被害を最小限に抑え、安全を確保する設計思想。 UXデザインにおいては、「ユーザーのミスを許容する(Forgiving)」設計の一部として重要。

フェイルセーフとは「ミスを減らす設計」ではなく、「ミスしても致命傷にならない設計」である。;

UXでの活用

  • アンドゥ(Undo): 操作を間違えても、すぐに「元に戻す」ことができるようにする。これにより、ユーザーは安心して探索的な操作ができる。
  • 確認と復元: 重要なデータを削除する際は、一度「ゴミ箱」や「アーカイブ」に移動させ、完全に消去する前にワンクッション置く。
  • 自動保存: ユーザーが保存操作を忘れても、システムが自動的にバックグラウンドで保存し、データ消失を防ぐ。

💡 使いどころ

データ削除、送金、公開設定など、取り返しのつかない操作(不可逆な操作)を設計する際。

⚠️ 注意点・誤用

「安全」を優先するあまり、使い勝手が悪くなる(ロックがかかりすぎるなど)ことがある。また、フェイルセーフがあるからといって、ユーザーが油断してミスが増える(リスク補償)可能性もある。

具体例

  • Gmailの「送信取り消し」機能(送信後数秒間はキャンセルできる)
  • ゴミ箱機能(削除しても一度ゴミ箱に入るため、復元可能)
  • オートセーブ(保存し忘れてもデータが消えない)
出典・参考文献:
  • Norman, D. A. (2013). The design of everyday things (Revised and expanded edition). Basic Books.
  • Reason, J. (1990). Human error. Cambridge University Press.
  • Nielsen, J. (1994). Usability Engineering. Morgan Kaufmann.

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作成: 2026年2月12日
更新: 2026年2月14日

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