JIS X 8341-3:2016 — WEB ACCESSIBILITY
現状チェックと方針の策定で、まず JIS のウェブアクセシビリティ対応度を名乗れるところまで
名乗るために要るのは、ウェブアクセシビリティ方針を作って公開することです。その方針に書く目標レベルと達成期限を実態に合わせて決めるために、先にいまのサイトの現状をチェックします。
ここまでで、JIS X 8341-3:2016(ウェブアクセシビリティの日本産業規格)に基づく対応度のうち「配慮」を名乗れます。いまの立ち位置を表明できる、ということです。試験はまだ要りません。そのうえで正式な試験に進むと、「一部準拠」「準拠」へ上がっていけます。
ウェブアクセシビリティ対応を求められたものの、何から手を付けるかが決まっていない。その段階で要るのは、いまの画面が達成基準をどれくらい満たせているかを測ることと、目標と期限を決めて公開することの2つです。
SERVICE
お引き受けする範囲
1つめは、いまの画面がJIS X 8341-3:2016の達成基準(規格が定める個々の要件)を満たしているかを確かめる「アクセシビリティ現状チェック」。110,000円です。
2つめは、目標にする適合レベル(規格の等級。AやAAなど)・達成期限・対象範囲を決めて、そのままサイトに載せられる文面に仕上げる「方針の策定」。88,000円。2つセットは176,000円で、別々に頼むより22,000円お得です。現状チェックだけを頼んで、そこで終わりにすることもできます。
その先の試験も、お見積りでお引き受けします。「適合レベルAAを目指したい」「試験まで一気に頼みたい」というご希望は、下のフォームでそのまま受け付けます。試験の金額をこのページに載せていないのは、対象範囲が現状チェックの結果によって変わるためです。そのため、工程のうち価格をお出ししているのが、上の2つになります。
試験に進むには、次の2つがそろっている必要があります。1つめは現状チェックです。こちらは受けていただきます。試験のお見積りには対象範囲と目標レベルが要り、それを実態に合わせて決める材料が、現状チェックで揃うためです。2つめは公開されたウェブアクセシビリティ方針です。すでに公開されていれば、あらためて作る必要はありません(他社で作られたものでも構いません)。すでにお持ちの場合は、その内容を拝見して判断します。まだ無い場合だけ、方針の策定もあわせてお申し込みください。
送信の時点で費用は発生しません。範囲を確認してからの着手になります
JIS X 8341-3:2016 に基づいて、こう名乗れます
規格に基づいて名乗れる言い方は3つあります。配慮は、これから満たしていきます、という段階で書くものです。一部準拠は、満たせていない達成基準が残っている場合。準拠は、目標にした適合レベルの達成基準をすべて満たした場合に書きます。
名乗るというのは、自社サイトに「JIS X 8341-3:2016 に配慮」のような一文を載せることです(これを対応度の表記といいます)。表記には、対応度表記ガイドラインによるものであることと、参照した版のURLを添えます。これが無いと、同じ言葉を書いても規格の対応度表記にはなりません。この一文を実際にサイトへ載せるのは、運営している側です。文面のご相談は承ります。
このうち「配慮」は、ウェブアクセシビリティ方針を公開し、目標とした適合レベルを示せば名乗れます。試験はまだ要りません。「一部準拠」「準拠」に上がるには、そのあとに試験が要ります。
この3つのどれかを名乗れる状態になると、入札や提案でアクセシビリティの対応度を問われたときに、根拠のある答えを返せます。取引先への説明にも、社内での説明にも、同じ言葉が使えます。
ただし、どの表記を求められるかは、相手が決めます。入札の仕様書や取引先の基準が「準拠」「一部準拠」を条件にしている場合、「配慮」では足りません。求められている水準を先に確かめてください。そのうえで「準拠」「一部準拠」が要るなら、方針のあとに試験まで進むことになります。
名乗るために要るもの
表記ごとに、要ることが違います。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の「ウェブコンテンツの JIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン」2021年4月版が定めている内容です。
| 表記 | ウェブアクセシビリティ方針の公開 | 試験 | 添えるもの |
|---|---|---|---|
| 配慮 | 必須 | 実施の有無・結果は問いません | 目標とした適合レベル(または参照した達成基準の一覧) |
| 一部準拠 | 必須 | 実施して、一部を満たしていることを確認します(結果の公開は任意) | 今後の対応方針(満たせていない基準を、いつまでにどう直すか)。外部から提供されている部分を除いて適合している、と書く場合は、除いた範囲も(これを「部分適合」といいます) |
| 準拠 | 必須 | 実施して、すべて満たしていることを確認し、結果を公開します | なし |
表の「添えるもの」は、表記ごとに違うものです。これとは別に、3つとも共通で、このガイドラインによるものであることと、参照した版のURLを添えます。
3つに共通して必須なのは、ウェブアクセシビリティ方針を公開していることです。方針が無ければ、3つのどれも名乗れません。試験だけを先に実施しても、方針が無ければ対応度は書けないままになります。だから、試験より先に方針が来ます。
裏を返すと、方針を公開し、目標とした適合レベル(または参照した達成基準の一覧)を示した時点で、「配慮」と名乗れます。試験の実施の有無も、その結果も問われません。「一部準拠」「準拠」に上がるときに、試験が要ります。なお達成期限は、上の表の「添えるもの」には出てきませんが、方針の中で決める3点(目標にする適合レベル・達成期限・対象範囲)の1つです。
ただし、方針に書く目標レベルと達成期限は、決め打ちでは書けません。公開したあとは、外への約束になります。決めるには材料が要ります——いまの画面が達成基準をどれくらい満たせているかを測るか(現状チェック)、すでにお持ちの試験結果を使うか、のどちらかです。
そこに至る順番
「JIS X 8341-3:2016に準拠」などの対応度をサイトに書くまでの道のりは、次の順番になります。現状チェックは方針より前の準備なので、0番に置いています。現状チェックをいちばん前に置くのは、方針の達成期限と対象範囲を実態に合わせて決めるためです。
現状チェック
いまの画面が達成基準をどれくらい満たせているかを確かめる
ここまでで名乗れるもの:まだ名乗れません(方針がまだ無いためです)
このページで受け付けています
方針の策定
目標にする適合レベル(規格の等級。AやAAなど)・達成期限・対象範囲を決めて、公開できる文面にする
ここまでで名乗れるもの:公開した時点で「配慮」(すでに規格の手順による試験結果をお持ちなら「一部準拠」まで)
このページで受け付けています
試験
対象ページを達成基準ごとに判定し、試験結果を作る
ここまでで名乗れるもの:「一部準拠」(試験結果の公開は任意です)
お見積りで承ります
結果の公開と対応度の表記
試験結果を公開し、サイトの運営者が対応度を表記する
ここまでで名乗れるもの:すべて満たしていた場合は「準拠」(結果の公開がこの段だからです)。決めた表記をサイトに掲げるのも、この段です
運営者ご自身で行います(文面のご相談は承ります)
保守
画面の変更に合わせて確認を続ける
ここまでで名乗れるもの:残りを直して再試験に通れば「準拠」へ
お見積りで承ります
対応度を書くまでの道と、価格を出しているところ
価格をお出ししているのは、はじめの2つ。試験からはお見積り
上の順番のうち、価格をお出ししているのは、はじめの2つです。試験から先も承りますが、対象範囲が現状チェックの結果によって変わるため、お見積りになります。現状チェックと試験は、どちらも画面を調べるので混同されがちです。方針の策定も加えた3つを並べて書きます。
| 何をするか | 終わったとき、何が名乗れるか | このページで | |
|---|---|---|---|
| アクセシビリティ現状チェック | いまの画面が達成基準をどれくらい満たせているかを調べ、報告書にします | 何も名乗れません(方針がまだ無いためです)。直すべき箇所と、この先の重さが分かります | 申し込めます |
| 方針の策定 | 目標にする適合レベル・達成期限・対象範囲を決め、公開できる文面にします | ウェブアクセシビリティ方針を公開できます。目標とした適合レベルを示せば、その時点で「配慮」と名乗れます(試験はまだ要りません)。すでに規格の手順による試験結果をお持ちの場合は、その内容しだいで「一部準拠」まで届きます | 申し込めます |
| 試験 | 決めた範囲を達成基準ごとに判定し、公開できる試験結果を作ります | 「一部準拠」へ上がれます(満たせていない達成基準が残る場合)。すべて満たしていた場合は、試験結果を公開して「準拠」です | お見積りで承ります |
工程 0 — アクセシビリティ現状チェック
いまの画面が、達成基準をどれくらい満たせているかを確かめる
110,000円10ページまでです。多くのページは1ページとして数えます(当社サイトのトップページも、長い試験結果のページも1ページでした)。大きいページは、2ページ以上になることがあります。11〜20ページは追加料金でお受けします(いちばん高い場合で198,000円。20ページを超えるときはご相談ください)。数え方はこのあと説明します
- 対象ページを、機械による判定と人の目による確認の2段階で確かめます。機械で見つけられる箇所は自社で開発した検出プログラムで拾い、機械では決められない箇所は人が見て判定します。
- 結果は報告書にまとめます。どのページのどの箇所が、どの達成基準を満たしていないかを、そのまま直す作業に取りかかれる細かさで書きます。
- どの達成基準に問題が集中しているか、方針と試験に進むなら何を決めることになるかまでを添えます。
- 着手前にお渡しする「操作できる要素の一覧(それぞれが画面上で何と呼ばれているかを付けたもの)」と「開くと出てくる、別画面あつかいのものの一覧」も、そのまま手元に残ります。どちらもこのあとの試験でそのまま使えます。
現状チェックだけでは、対応度は名乗れません。「配慮」「一部準拠」「準拠」はどれも、ウェブアクセシビリティ方針を公開していることが条件だからです。足りないのは方針で、方針の策定まで進めば「配慮」と名乗れます(「一部準拠」「準拠」には、さらに試験が要ります)。現状チェックの報告書を、試験結果として公開することもできません。現状チェックは、その手前で「いま、達成基準をどれくらい満たせているか」を知り、方針と試験の範囲を実態に合わせて決めるためのものです。
工程 1 — 方針の策定
ウェブアクセシビリティ方針を、一緒に作って公開できる文面にする
88,000円
- 目標にする適合レベル・達成期限・対象範囲の3点を、サイトの実態と体制に合わせて一緒に決めます。適合レベルは規格の等級で、多くのサイトはA(最低限の水準)かAA(公的機関などで一般的な目標水準)を目標にします。
- 決めた内容を、そのままサイトに公開できる方針の文面に仕上げます。
- 現状チェックの結果があれば、それを材料にします。満たしていない箇所が多いのはどこかを知ったうえで期限と範囲を決めるほうが、守れる方針になります。
- すでに試験結果をお持ちの場合も、それが材料になります。試験だけを受けて、対応度は何も名乗れていない——という状態から、名乗れる状態にするための工程です。
- 現状チェックの結果も試験結果も無い場合は、方針の策定だけでもお申し込みいただけますが、お勧めしません。目標レベルと達成期限を決める材料が無いまま公開すると、根拠のない期限を掲げることになります。その場合は、現状チェックと合わせてお申し込みください。
方針の公開は、3つの対応度表記すべての条件です。そして、方針を公開して目標とした適合レベル(または参照した達成基準の一覧)を示した時点で、「配慮」と名乗れます。ここまでに試験は要りません。方針が無いまま先に試験を実施した場合は、その試験がどの範囲・どの基準で行われたかを確かめたうえで、それに合う方針を組み立てます。その試験結果が規格の手順で実施され、対象範囲と判定の基準が記録されていれば、方針を公開した時点で「一部準拠」まで届きます。
料金
価格をお出ししているのは、単体2つとセット1つの、3とおりです。まとめて頼むと割安になります。別メニューの「試験」もお引き受けしますが、対象範囲が現状チェックの結果によって変わるため、お見積りになります。表示はすべて総額です。この金額のほかに、消費税や手数料をいただくことはありません。
単体
アクセシビリティ現状チェック
110,000円
10ページまで込み。多くのページは1ページとして数えます(大きいページは、2ページ以上になることがあります)
現状だけ知りたい方に(社内での説明や、このあとの試験・修正の見積りを取るため)。この段階では、方針がまだ無いので何も名乗れません。名乗るための材料が、ここで揃います
単体
方針の策定
88,000円
すでに試験結果をお持ちの方に。手元の結果を材料に目標と期限を決めて、名乗れる状態にします
セット
アクセシビリティ現状チェックと方針の策定
176,000円
別々に頼むより 22,000円お得
上の2つ。現状チェックを先に実施し、その結果を材料に方針を決めます
試験結果も現状の把握もこれからの方に。目標レベルと達成期限を、実測にもとづいて決められます
別メニュー
試験
お見積り
サイトの主要なページが対象です。目安は、実際のページ数で40〜50ページ。実際の範囲は、現状チェックの結果をもとに決めます
「一部準拠」「準拠」へ進む方に。進むには現状チェックが要ります。方針は、すでに公開されていれば、あらためて作る必要はありません(その内容を拝見して判断します)。実施は、方針で目標レベルと範囲が決まってからです。ご希望は、はじめの2つと一緒に申し込みフォームで受け付けます(金額のご提示は、現状チェックの結果が出てからです)
セットに入っているのは、現状チェックと方針の策定の2つです。試験は入っていません。合計20ページまで、という上限は現状チェックのものです。試験には当てはまりません。試験の対象範囲は、現状チェックの結果をもとに決めてお見積りします。 試験もお引き受けしますが、料金は別立てで、セットを頼んだあとに、進むかどうかを決められます。費用は対象範囲と現状チェックの結果によって変わるため、このページに金額は載せていません。試験まで進みたい場合は、申し込みフォームの「申し込む範囲」で「試験まで進みたい」をお選びください。試験の金額は、現状チェックの結果が出た時点でのご提示になります(はじめの2つの見積書は、着手の前にお出しします)。
2つをセットでお勧めするのは、値引きのためだけではありません。方針に書く目標レベルと達成期限は、そのまま公開して外に約束するものです。現状を測らずに決めると、根拠のない期限を掲げることになります。現状チェックを先に実施すれば、その2つを実測にもとづいて決められます。すでに試験結果をお持ちの場合は、それが材料になるので、方針の策定だけでも決められます。
基本の料金に含まれるのは10ページまでで、大きいページは2ページ以上として数えます。11〜20ページは、超えたぶんを1ページにつき8,800円で追加します。 数え方のくわしい説明と、納期・お支払い・範囲は、申し込みフォームのあとにまとめています——ページ数の数え方・納期・お支払い・直すところまで頼みたい場合・範囲と、あらかじめ伝えておくこと。
同じ工程を、まず自分たちのサイトで
design-qa.com では、方針と試験結果を、どちらも実物のまま公開しています。頼むと何が返ってくるかは、この実物で確かめられます。
試験結果には、レベルAとAAを合わせた38の達成基準について、判定を1件ずつ載せています。満たせなかった9件も省いていません(試験実施日 2026年8月14日・15日。現在の表記は「適合レベルAに一部準拠」)。AAの基準も測っていますが、方針で目標に掲げているのはAなので、表記はAに対するものです。
APPLY
申し込む
範囲が決まっていなくても送れます。対象のサイトが分かれば、こちらから範囲の決め方を含めて返信します。
進め方
ステップ1:申し込み
このページのフォームから送信します。対象のサイトと、決まっていれば希望する範囲を書いてください。
ステップ2:返信と範囲の確認
1〜2営業日以内に返信します。対象ページの選び方・ページ数の数え方・実施の時期・見積書の内容をメールで確認します。
ステップ3:実施
見積書の内容をご確認いただいてから着手します。それまで費用は発生しません。2つを一緒に申し込む場合は、現状チェックを先に実施し、その結果を材料に方針を決めます。
ステップ4:納品
現状チェックは報告書を、方針の策定は公開できる方針の文面をお渡しします。
方針の策定には、下の「納期」に書いた60分の打ち合わせが1回入ります。それ以外のやり取りはメールで完結します。追加の打ち合わせや、社内の会議への同席をご希望の場合は、申し込み時にお書きください(1回60分 11,000円)。
ページ数の数え方
ここでいう「ページ」は、下の数え方を当てたあとの数です。実際に選ぶ画面の枚数とは違うことがあります。基本の料金に含まれるのは10ページまでです(11〜20ページは追加料金でお受けします)。多くのページは1ページとして数えます。ページによっては、2ページ以上として数えることがあります(1つのページが何ページになるかに上限はありません)。大きいかどうかは、そのページの「操作できる要素の数」と「開くと出てくる、別画面あつかいのものの数」の2つで見ます。なお、数えるのは当社です。着手の前に、数えた結果を一覧でお見せします。
ページごとに、次の2つを計算します。どちらも小数が出たら切り上げて、大きいほうが、そのページを何ページとして数えるかになります(どのページも最低1ページです)
操作できる要素の数 ÷ 100
リンク・ボタン・入力欄・タブ・アコーディオン(押すと下に開く見出し)など、押したり入力したりできるもの。タブやアコーディオンは、押せる見出しを1つずつ数えます(「仕様/送料/よくある質問」なら3つ)。タブ・アコーディオンを開いた中にあるボタンや入力欄も数えます。一方、モーダル・ドロワー・全画面のオーバーレイ・「次へ」で進む先の画面は、下の数え方で1つずつ数えるので、その中にあるものはここでは数えません(同じものを二重に数えないためです)。
開くと出てくる、別画面あつかいのものの数 ÷ 10
モーダル(画面の上に重なって開く窓)・ドロワー(横から出てくる引き出し)・全画面のオーバーレイ(画面全体を覆うもの)・「次へ」で進む先の画面を数えます。「次へ」で進む先の画面は、1画面ごとに1つ数えます(3画面のフォームなら、2画面目と3画面目で2つです)。ただし、ステップごとにURLが分かれている場合は、それぞれが別のページです(3画面なら3ページを対象として選びます。それぞれのページが大きければ、この数え方を当てたぶん、さらに増えることがあります)。タブやアコーディオンは数えません(上の「操作できる要素」のほうで数えます)。最初に表示されている画面も数に入れません。判断に迷うものは当社が数え、着手の前に一覧でお見せします。
合計10ページまでは、実際に選んだ画面が何枚でも、現状チェックの110,000円です(少なくても安くはなりません)
合計が11〜20ページのときは、10を超えたぶんだけ追加になります。1ページあたり8,800円です。たとえば合計14ページなら、超過は4なので8,800円×4=35,200円の追加です
合計が20ページを超えるときは、そのままではお受けできません。対象ページを減らして20ページ以内に収めるか、範囲の大きい案件としてご相談ください
ページ数と、請求額
| 操作できる要素 | 開くと出てくる、別画面あつかいのもの | この行の結果 |
|---|---|---|
| 90 | 0 | 1ページ |
| 101 | 3 | 2ページ |
| 205 | 5 | 3ページ |
| 100 | 21 | 3ページ |
| 340 | 31 | 4ページ |
| 450 | 12 | 5ページ |
多くのページは、1ページとして数えます。2ページ以上になるのは、操作できる要素が100個を超えるページか、開くと出てくる別画面あつかいのものが10個を超えるページです。当社サイト(design-qa.com)の2枚の画面で数えた例を挙げます(2026年8月21日の実測)。トップページは操作できる要素90個・別画面あつかいのもの0個で1ページ。試験結果のページは17個・0個で1ページでした。当社で測った2ページの例なので、御社のページで同じになるとは限りません。
1つのページが何ページとして数えられるかに、それ自体の上限はありません(上の表のいちばん下は5ページですが、5で止まるという意味ではありません)。ただし、お受けできるのは対象ページの合計20ページまでなので、対象が1枚だけの場合でも20ページが実際の上限になります。裏を返すと、大きいページが多いサイトほど、対象にできる実際の画面の枚数は減ります。1枚が1ページとして数えられるサイトなら、基本の料金で見られるのは実10枚、追加ぶんまで入れて実20枚です。1枚が平均2ページとして数えられるサイトなら、実5枚と実10枚になります。上限がかかるのは、サイト全体の大きさではなく選んだ対象ページの合計です。合計が20ページを超える場合は、対象ページを減らしていただくか、減らせないときは範囲の大きい案件としてご相談ください。
お受けできる範囲(合計20ページまで)で、ご請求額がいちばん高くなるのは次のとおりです。
- アクセシビリティ現状チェックだけをお申し込みの場合:110,000円+超過10ページ×8,800円=198,000円
- アクセシビリティ現状チェックと方針の策定をあわせてお申し込みの場合:176,000円+超過10ページ×8,800円=264,000円
超過ぶんの加算は、現状チェックの対象が11ページ以上になったときに起きます。セットで頼んでも対象ページの数は減らないので、セットにも同じように加算されます。現状チェックと方針の策定だけを頼んだ場合、ご請求額はここまでです。下に書いている修正の作業・再チェック・追加の打ち合わせは、これとは別に加算されます(修正の作業は1時間11,000円の時間精算なので、総額は範囲が決まった時点でお見積りします)。
ご自分で数える必要はありません。数えるのは当社です。数えた結果は、着手の前に次の4つでお見せします。稟議や決裁のために先に金額が必要な場合は、申し込みフォームにその旨をお書きください。対象ページを決めて数え、見積書をお出しします(この時点でも費用は発生しません)。
- 対象ページの一覧
- 各ページの「操作できる要素」の一覧(それぞれが画面上で何と呼ばれているかを付けたもの)と、その数
- 各ページの「開くと出てくる、別画面あつかいのもの」の一覧と、その数
- ページごとの2つの数と、そこから出た「何ページか」をまとめた表(ご請求額の内訳)
見本 — 当社サイト(design-qa.com)のトップページ
⑴ 対象ページの一覧:このトップページ1ページだけです。
| 種類 | 画面での呼ばれ方 |
|---|---|
| リンク | 6観点 |
| リンク | 納品物 |
| リンク | プラン |
| ボタン | DARK |
| リンク | 初回相談(無料) |
⑶ 開くと出てくる、別画面あつかいのもの:0個(このページには、モーダルもドロワーもありません)
⑷ 数え方:90 ÷ 100 = 0.9 で、切り上げて 1。0 ÷ 10 = 0。大きいほうを採って1ページ。画面から読み取れる名前が無い要素は「(名前なし)」と書きます。それ自体が直すべき箇所なので、一覧がそのまま指摘の材料になります。
料金は、お渡しする内訳表の2つの数(操作できる要素の数と、開くと出てくる、別画面あつかいのものの数)だけで決まります。お手元でそのままご請求額と突き合わせられます。数え方に疑問があれば、そのときにご相談ください。ご確認いただく前に着手することはありませんし、その時点で取りやめていただいても費用はかかりません。
操作できる要素の一覧と、開くと出てくるものの一覧は、現状チェックのあとで「試験」に進む場合、そのまま使えます。操作できる要素の一覧は名前の付け方の確認に、開くと出てくるものの一覧は読み上げの順序やキーボード操作の確認に、そのまま当たります。現状チェックだけで終わりにする場合も、手元に残ります。
料金の物差しを高さや文字数にしていないのは、長いページが重いページとはかぎらないためです。当社サイト(design-qa.com)の2枚の画面を、幅1280pxで測りました(2026年8月21日)。トップページは高さ8,729pxで、操作できる要素が90個。試験結果のページは高さ67,118pxで、操作できる要素が17個です。高さは約8倍ちがいますが、確認の手間が大きいのは低いほうのトップページです。試験結果のページは、中身のほとんどが、押しても動かない表だからです。つまり、高さと手間は連動しません。
JIS X 8341-3:2016 の達成基準は、操作できる要素ひとつずつ、開くと出てくる画面ひとつずつに当てて見るものが多くあります。だから手間を決めるのは、ページの長さではなく、この2つの数になります。
納期・お支払い・直すところまで頼みたい場合
納期
- アクセシビリティ現状チェック:対象ページが決まってから12営業日以内
- 方針の策定:打ち合わせ(60分)のあと7営業日以内に方針案をお出しします。御社の決裁にかかる期間は含みません
- 2つをまとめてお申し込みの場合:おおむね4〜5週間(12営業日+7営業日=19営業日。ここに打ち合わせの日程調整が加わります)
お支払い
- 請求書でのお支払い(納品後・月末締め、翌月末までのお振込み)
- 表示はすべて総額です。この金額のほかに、消費税や手数料をいただくことはありません。
- お取りやめ:着手日は見積書に記載します。着手日の前日までのお取りやめは無料です。着手日以降のお取りやめは、見積書に記載した金額の半額を申し受けます。
直すところまで頼みたい場合
- 報告書についてのご質問・説明の追加:納品後30日間 無料
- 見つかった問題を直す作業:1時間 11,000円。目安は3〜8時間=33,000〜88,000円です。 この目安は当社サイトでの1件の実測にもとづくもので(不適合9件に対して、実際に触るファイルは5〜6箇所でした)、御社のサイトで同じになるとは限りません
- 直したあとの現状チェックの再実施(同じ範囲・ページ数の数え方も現状チェックと同じです):55,000円。対象が10ページを超えるときは、超えたぶんを1ページにつき4,400円で追加します(55,000円が現状チェック110,000円のちょうど半額なので、超過ぶんも8,800円の半額です)。試験の再実施は含みません(別メニューのお見積りになります)
このサービスの提供者は4px合同会社です。運営責任者・所在地・お問い合わせ先は、事業者情報・特定商取引法に基づく表記(design-qa.com を新しいタブで開く)に記載しています。
直す作業までお引き受けした場合、その箇所は「当社が修正した」と試験結果に明記します。試験する側と直す側が同じであることを、隠さないためです。第三者性を重く見る場合は、修正は御社または別の会社にお任せください。
範囲と、あらかじめ伝えておくこと
- 調査には自社で開発した検出プログラム(AIを含む機械処理)を使います。基準を満たしているかどうかを最終的に決めるのは人です。
- 現状チェック・方針の策定は、修正の実装そのものを含みません。報告書には、そのまま直す作業に取りかかれる細かさで指摘を書きます。コードの修正は別の依頼になり、費用は上の「直すところまで頼みたい場合」に書いています。
- この規格に「認証」の制度はありません。対応度を表記するのは、サイトを公開している側が自分で宣言する形になります(この仕組みは「供給者適合宣言」と呼ばれます)。このサービスが受け持つのは、その宣言の根拠を作る工程です。
- 「義務化された」と急がせる宣伝を見かけます。ですが、ウェブアクセシビリティは障害者差別解消法の下では、あらかじめ環境を整えておく取り組み(法律でいう「環境の整備」)にあたります。やらなければ違法になる義務ではありません。義務化を理由に急がせることはしません。
- お預かりした情報(URL・ログイン情報・画面の内容)は、現状チェックと報告書の作成以外には使いません。第三者に開示しません。貴社の書式での秘密保持契約にも応じます。事例として公開させていただく場合は、事前に許可をいただきます。
よくある質問
- なぜ「試験」ではなく「現状チェック」という名前なのですか
- この規格でいう「試験」は、対象範囲と目標レベルを決めたうえで行う、正式な手続きのことです。規格が定めた手順(対象ページの選び方、記録の残し方)に沿って達成基準ごとに判定し、公開できる結果を作ります。現状チェックはその手前の下調べで、その手順に縛られずに、いまの画面が達成基準をどれくらい満たせているかを、早く広く確かめるものです。試験結果として外に公開するためのものではなく、あくまで現状を確かめるためのもの、という違いを名前に残しています。
- 現状チェックだけで「準拠」と書けますか
- 書けません。「配慮」「一部準拠」「準拠」の3つの表記は、どれもウェブアクセシビリティ方針の公開が条件です。現状チェックだけでは方針がまだ無いので、3つのどれも名乗れません。方針の策定まで進めば「配慮」と名乗れます。「一部準拠」「準拠」には、さらに試験が要ります。現状チェックの報告書を試験結果として公開することもできません。現状チェックは、その前に、いま達成基準をどれくらい満たせているかを知るためのものです。
- 方針を公開すれば、試験をしなくても名乗れますか
- 「配慮」であれば名乗れます。対応度表記ガイドライン(2021年4月版)が定める「配慮」の要件は、ウェブアクセシビリティ方針の公開と、目標とした適合レベル(または参照した達成基準の一覧)の表示です。試験の実施の有無も、その結果も問いません。「一部準拠」「準拠」は違います。どちらも試験の実施が要り、「準拠」はさらに試験結果の公開まで要ります。なお、3つのどれを書くときも共通で添えるものが別にあります(このガイドラインによるものであることと、参照した版のURL)。
- 現状チェックだけを頼めますか
- 頼めます。現状チェックだけを受けて、そこで終わりにしていただいて構いません。対応にどれくらいかかりそうかを知ってから、進めるかどうかを決める、という使い方を想定しています。
- 方針の策定だけを頼めますか
- 頼めます。向いているのは、すでに試験結果をお持ちの場合です。手元の結果を材料に目標レベルと達成期限を決められます。名乗れるところは、その試験結果しだいです。規格の手順で実施され、対象範囲と判定の基準が記録されている試験結果なら、方針を公開した時点で「一部準拠」まで届きます(すべて満たしていた場合は、試験結果を公開すれば「準拠」です)。そこまでの記録が無い場合は「配慮」からになります。どちらになるかは、着手の前に試験結果を拝見して確認し、見積書と一緒にお伝えします。一方、試験結果も現状の把握も無い場合はお勧めしません。目標レベルと達成期限を決める材料が無く、根拠のない期限を掲げることになるためです。その場合は現状チェックと合わせてお申し込みください。申し込みフォームの「申し込む範囲」では「方針の策定のみ」をお選びください。2つを一緒に申し込む場合は、現状チェックを先に実施します。
- 10ページを超えるサイトはどうなりますか
- 基本の料金に含まれるのは10ページまでです。11ページから20ページまでは、超えたぶんを1ページにつき8,800円で追加します。20ページを超えるときは、そのままではお受けできません。対象ページを減らして20ページ以内に収めるか、範囲の大きい案件としてご相談ください。ページ数の多いサイトでも、まず代表ページで現状を確かめる、という使い方ができます。現状チェックで見るのは、代表として選んだページです。ここでいう10や20は、実際の画面の枚数ではなく、上の数え方で換算したあとの合計です(基本の料金に含まれるのは合計10ページまでで、超えたぶんの追加料金をいただく形で合計20ページまでお受けします)。このあとに続く「試験」は、サイトの主要なページが対象です。目安は、実際のページ数で40〜50ページです(こちらは換算後の数ではありません)。代表ページに出た傾向から、試験の範囲と費用を見積もります。
- 試験まで一気に頼めますか
- 頼めます。工程のうち、このページで価格をお出ししているのは、はじめの2つまでですが、試験もお見積りでお引き受けします。試験に進むには、まず現状チェックを受けていただきます。試験のお見積りには対象範囲と目標レベルが要り、それを実態に合わせて決める材料が、現状チェックで揃うためです。方針は、すでに策定して公開されていれば、あらためて作る必要はありません(他社で作られたものでも構いません)。すでにお持ちの場合は、その内容を拝見して判断します。順番は変わりません。方針で目標レベルと範囲が決まってから、試験に入ります。「一部準拠」「準拠」を名乗るための本式の試験は、サイトの主要なページが対象です。目安は、実際のページ数で40〜50ページですが、実際の範囲と費用は、現状チェックの結果をもとにお見積りします。申し込みフォームの「申し込む範囲」で「試験まで進みたい」をお選びください。
- 画面を音声で読み上げるソフトでの確認もしてもらえますか
- 現状チェックと方針の策定には、読み上げソフト(支援技術)での確認は含まれません。試験に進む場合の確認についても、実績は現在のところ macOS の VoiceOver のみです。Windows で使われる NVDA・JAWS での確認をご希望の場合は、環境の用意を含めて別途お見積りします。
- 試験は受けたのですが、何も名乗れていません。どうすればいいですか
- 方針の策定からになります。「配慮」「一部準拠」「準拠」はどれも、ウェブアクセシビリティ方針を公開していることが条件です。試験結果があっても、方針が無ければ対応度は書けません。手元の試験結果を材料に目標レベル・達成期限・対象範囲を決めて、公開できる方針の文面に仕上げます。規格の手順で実施され、対象範囲と判定の基準が記録されている試験結果なら、方針を公開した時点で「一部準拠」まで届きます。着手の前に試験結果を拝見して確認し、見積書と一緒にお伝えします。
- 公開前のサイトでも頼めますか
- 頼めます。テスト環境のURLと閲覧の方法を申し込み時に書いてください。